してみたブログ

買ってみた、使ってみた、食べてみた、などなど、日々の「してみた」について綴ります。

楽しくすごそう - 笑って気分アップできる洋画3選プラスアルファ

 

テレビをつければ気持ちが重くなるようなニュースが多い今日このごろ。いま、どういう状態なのか知っておくことは大事だと思いますが、気をつけていないと情報の受けすぎで必要以上に不安にさせられてしまいます。

 

そんな時、私にとってはおもしろいテレビや映画を観るのが、手っ取り早い気分転換方法です。ユーチューブにも楽しい投稿がたくさん上がっていますよね。

 

私ははてなブログにもう1つブログを持っていて、それは映画ブログなのですが、もう1年以上も放置してしまい・・(汗)。

 

今回は、そちらのブログでいつか書きたいな、と思っていた映画のうち、笑えて気分があがるタイプのものを3つご紹介したいと思います。古いものもありますが、何度観ても楽しめる、大好きな洋画(全部アメリカ映画)です。

 

1. 雨に唄えば( Singin' in the Rain )

 

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1950年代前半に公開された超有名なMGMのミュージカル映画です。MGM・・映画が始まる前に、輪っかのなかでライオンがガオーとやっている映画会社ですね。

 

映画のなかで描かれているのは、サイレント映画から、現在のように出演者たちの声が入ったトーキー映画に移り変わる時期のできごとです。

 

主人公のドンはサイレント映画の大スター。ちやほやされる有名人としての華やかな生活が続くはずでした。ところが、他社がトーキー映画を公開したところ大衆に大ウケし、一気に時代遅れとなったサイレント映画の先行きに危機が訪れます。ドンの俳優人生もピンチです!

 

「雨に唄えば」は、映画の最初から最後まで明るいムードに包まれた、楽しい歌とダンスがいっぱいのミュージカル映画です。数ある名シーンのなかでは、ドンが恋をした女性をアパートまで送り届けたあと、幸せいっぱいな気持ちで雨のなか歌い踊る「Singin' in the Rain」が有名ですが、私は、完成しているサイレント映画をトーキー映画に作り変えよう!というアイデアを思いつき、夜中に盛り上がる「Good Morning」の歌とダンスが希望に満ちた感じで大好きです。

 

主人公のドンを演じるジーン・ケリーの芸術的なダンスを満喫できるほか、トーキー映画を作るにあたっての笑える苦労(?)、そしてドンの恋の行方は?などなど、盛りだくさんのコンテンツを楽しんだ最後には、いい映画観たなーと満足感を得ることができると思います。

 

 

雨に唄えば(字幕版)

雨に唄えば(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

 

2. サボテンブラザース( Three Amigos )

 

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1980年代なかばに公開された「サボテンブラザース」。当時の有名コメディアンたちが出演しています。今でも、笑えるおもしろい映画として人気が高い作品ですが、こちらもサイレント映画のスターたちが主人公です。

 

ハリウッドでの映画の仕事を失ってしまったヒーロー映画の俳優たち3人。この3人を本物のヒーローと勘違いしたメキシコの女性からの連絡を、エンタメ興行の依頼と思い込み、3人はメキシコのある村に向かいます。その村は盗賊被害に苦しんでいる村でした。

 

盗賊被害に遭っているメキシコの村に用心棒として雇われる・・というのは、そうです、西部劇の名作「荒野の七人」と同じです。「荒野の七人」を観たことがある方には、より楽しめる映画だと思います。

 

「荒野の七人」に似ていても、「サボテンブラザース」はコメディ映画なので、笑いの要素が満載です。盗賊の親分も、そして子分も個性が強くて笑えます。クライマックスの盗賊たちとの戦い方も、コメディ映画ならではのおもしろさです。

 

笑って観ていながら、最後にはあれこれあった騒動のなかで人間的に成長した3人の姿を見ることができます。それがなんとも爽やかな映画です。

 

サボテン・ブラザース [DVD]

サボテン・ブラザース [DVD]

  • 発売日: 2008/10/16
  • メディア: DVD
 

 

  

3. ギャラクシー・クエスト( Galaxy Quest )

 

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「ギャラクシー・クエスト」は、20世紀から21世紀に移り変わる時期に公開された、宇宙アドベンチャー映画です。店員さん手書きおすすめポップを読んでレンタルしたのですが、大当たり(笑)。何度も観たいので、すぐDVDを買ってしまいました。

 

主人公たちは、「スタートレック」を想像させる、かつての大人気スペースアドベンチャードラマ「ギャラクシー・クエスト」の出演者たちです。

 

ドラマシリーズが終了してから長い月日が経ちましたが、当時の人気者たちは今は落ち目の俳優に。大型店の開店イベントなど、マイナーなローカルイベントが貴重な収入源になっています。

 

そんなある日、ドラマのなかでリーダー役だった男性のもとに、敵に滅ぼされそうになっている宇宙人たちが助けを求めて現れます。彼らは「ギャラクシー・クエスト」を、本当の出来事として誤解していたのです。このあたりは「サボテンブラザース」と似ていますね。

 

なんだかんだあって、結局はみんな揃って宇宙に行くことになる俳優たち。落ち目になって自己自信を失っている彼らは仲も良くなく、ドラマとは大違いですが、さまざまなトラブルに遭いながらだんだんと心が通じ合っていきます。

 

人とのつながり、仲間を思いやることの大切さ、などを、笑えるシーンやハラハラする場面を通して気づかせてくれる映画です。ユニークな宇宙人キャラが出てくるのもおもしろく、小学生男子あたりにもウケそうな気がします。

 

ギャラクシー・クエスト (字幕版)

ギャラクシー・クエスト (字幕版)

  • 発売日: 2018/05/07
  • メディア: Prime Video
 

 

***

 

以上、気分アップできる洋画を3つご紹介させていただきました。ミュージカル、コメディ、宇宙アドベンチャー、とそれぞれジャンルは違いますが、どれも、困難に直面し、そしてそれを乗り越えてのハッピーエンド・ムービーです。

 

そしてタイトルにある「プラスアルファ」・・。

それは私が最近ハマっているユーチューブ動画です。人気動画なので、もう観たことある方も多いのでは??キレッキレダンスに「8時だョ!全員集合」のオープニング曲が見事にシンクロしています。

 

著作権について詳しくないので、動画の作成者さんとタイトルを記載しておきます。

METAL BABYさんの【シンクロムービー】8時だョ!全員集合xインド映画(ドリフ) です。

 

笑えるのはもちろん、長さんのダミダミ声が心に染みる・・(笑)。気に入った方には、ヨドバシカメラバージョンもおすすめです! 

「かわいい刺しゅう」番外編 - 「ハンガリー刺しゅう」その1

 

先日、長く続けたデアゴスティーニの「かわいい刺しゅう」の定期購読をやめ、そして、ついこの前(?)には数ヶ月取り組んできた「夏のタペストリー」もとうとう完成しました。

 

自分的にはかなり長く続けてきた感があるので、それが急になくなって、ちょっとさみしくなってしまいました。自分でやめることを決めたのに、本当に勝手ですよね(笑)。

 

購読を終えたら、もっといろいろな手芸を楽しんでみたい、と思っていましたが、まずは「かわいい刺しゅう」の課題のなかで、まだ手をつけていなかった雑貨小物制作にチャレンジしてみようと思っています。

 

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「かわいい刺しゅう」の第18号・19号の2号続きの雑貨小物課題は、ハンガリー刺しゅうで作る「ハンガーカバー」でした。

 

ちょっと濃い目の色の刺しゅう糸を使うハンガリー刺しゅうは、モチーフも独特でおしゃれです。テキストには、手前に載っているモチーフの刺しゅうのしかた、そしてハンガーカバーへの仕立て方が載っていました。

 

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当時はこの刺しゅうだけ楽しんで、ハンガーカバーにまでは仕立てていません。ハンガーカバーは自分で使うことがないと思えたので、後日この布を使って、巾着ポーチを作ってみよう、と思っていました。

 

巾着ポーチにトライする前に、第19号のテキストに載っていた、もう1つのモチーフを刺しゅうしてみたいと思います。一番上の画像の、中央にある刺しゅうです。

 

2つあるモチーフのうち、私はこちらがお気に入り。デザインのかたちと色の組み合わせが好きです。

 

と、いうことで制作スタートすることにしました。もう「早くしないと、次の号が発売になる!」と焦ることなく、自分のペースで刺しゅうを楽しむことができるのが嬉しいです。

 

刺しゅうをする布ですが、ハンガーカバー制作用に、もう1枚、茶色い布がキットでついていたので、それを使うことにします。この布は、本来ならば、ハンガーカバーの裏側に使う布でした。(つまり、キットに含まれていた布では、ハンガーカバーは1個しか作れない、ということです)

 

さて、まずはチャコペーパーで図案を布にうつします。茶色い布に青い線が乗るので、はっきりとキレイにうつせるだろう、と思っていたら、そうでもありませんでした(笑)。

 

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ボールペンでけっこう強くなぞったのに、線の色がすごく薄いです。右側は特に。なぞり直そうと思った時に、上にのせてあったトレーシングペーパーがずれてしまい、あきらめました(笑)。

 

あとはもう、刺しゅうをしながら見えづらいところはチャコペンで重ね書きしていこうと思っています。

 

巾着ポーチはまともなものを作ったことがないので、先に不安がありますが、そこのところはちょっと脇に置いておいて、まずは刺しゅうをのんびり楽しみます!

簡単設定!ミニサイズルーター「ちびファイ3」で我が家も無線ラン化

 

2月に調子が悪くなり、コンピューター修理店でしばらく入院をした私のノート型パソコン(MacPro)ですが、数週間前に戻ってきて、病後回復中ながら、また私の仕事やプライベートを助けてくれています。

 

昨日まで普通に使えていたのに、ある日電源ボタンを押しても反応がなく、保存していなかったデータが少しあったのですごく焦ったのですが、お店での診断結果は「バッテリーがダメになってしまっていた」でした。

 

もし私と同じような症状が出た場合は、充電器で充電してみてください。充電しながら電源ボタンを押してみて起動するならば、おそらく私と同じことが起きたのだと思います。

 

ノートPCが壊れているのではないので、充電器をつけながら使う、とちょっと面倒なことにはなってしまいますが、このまま使い続けることができます。私はお店の方に勧められて、もういらなくなったバッテリーは取り除いてもらいました。

 

私のMacはその他にお願いしたいことがあったので、そのまましばらく入院となったのですが、実は我が家は無線Wi-Fiではなく、有線ランでインターネットを使っていました。

 

有線ランのままだと今使っているこの古いMacには差し込み口があるので使えますが、iPadには使えず、また将来的にノートPCを買い替えた時のことを考えて、ルーターを買わなくては、とずっと思っていました。

 

でも何度ヨドバシに行っても、どれを買ってよいのかわからない・・。それに結構大きさもあるので、モデム周辺が更にごちゃごちゃしそう・・と、なかなか手が出せずにいたところ、たまたま見つけたのが「ちびファイ3」です

 

 

私が今年の1月に買った時は、税込み2553円でしたが、今は価格が変わっているようです。

 

偶然、Mac入院の少し前に購入してあったので、Macがない間はこの「ちびファイ3」のおかげで、iPadで家でもインターネットを使うことができました。設定もすごく簡単だったので、私のように機械や設定が苦手な方におすすめです。

 

ちびファイ3の肩書きは「トラベル無線ルーター」です。旅先のホテルの有線ランに接続してWi-Fiを飛ばすための製品ですが、もちろん一般家庭でも使うことができます。

 

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ちびファイ3というだけあって、とっても小さな軽いルーターです。大きさは、30mm(幅)x45mm(高さ)x55mm(奥行き)。アマゾンで購入する製品は包装や説明が簡易なものが多いですが、ちびファイ3も、とても簡単な説明書が同封されていただけでした。

 

ちびファイ3の使い方は、プラグをコンセントに差し込んで、そこに有線ランを差し込むだけです。その前に、本体の裏にパスワードのようなものが記載されているので、PCやタブレット、スマホなど、自分が使うものにそのパスワードを設定しておきます。

 

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この本体裏に記載されているパスワードの文字がすごく小さいのでご注意ください。ここまで小さいのは初体験です(笑)。

 

コンセントに差し込んだちびファイ3にランケーブルを差し込むと、緑色の小さなライトが点きます。下の画像の、青い文字の上にある「点」がライトが光る場所です。

 

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これでもう使えるのかな、と思っていたのですが、「パスワードが違う」だのなんだの、iPadによくわからない画面が出てきてしまったり、また、無反応が続いたりと、最初のうちは焦ることが多かったです。

 

でもそのうち、緑ライトが一瞬オレンジになり、そしてその後、緑ライトが点滅し始めると大丈夫になるということがわかりました。オレンジライトがつかなくても、とにかく、緑ライトが点滅すればOKです。

 

もしなかなか緑ライトが点滅しなければ、ちびファイ3をコンセントから抜いて、そしてまた差し込んだりしてみてください。うちの場合は、うまくいかない時にこの動作を何度か行うと緑ライトが点滅スタートします。

 

何年も、ルーターどうしよう、とグズグズ考えていましたが、たまたま見つけたちびファイ3のおかげでこんな簡単に、それもお金をあまりかけずに解決してしまい、「こんなあっけなくていいのか?」とちょっと思ってしまいました(笑)。

 

もし私と同じように、自宅でWi-Fiを飛ばしたいと考えていらっしゃる方がいましたら、このちびファイ3はおすすめです。どのくらい離れたところまで飛ばせるかはわからないのですが、とりあえず隣の部屋では普通に使えたので、我が家はこれで十分です(笑)。

 

メーカーの説明を読むと、「Wi-Fi-Wi-Fi」モードにも対応、とあります。でも、こういうことにまったく疎い私にはよくわからない・・。でも、この機能は私には関係ないようなので、わからないままにしておきます(笑)。

 

これで、外のどこかの無料Wi-Fiでしかインターネットを使えなかったiPadも、家でもっと活用することができるようになりました。スマホで動画を観る時にも使っています!

映える見た目も魅力的!ベローチェの「焼きたて」シリーズ新商品

 

私が住む県も、緊急事態宣言対象となって早一週間。ランチもテイクアウトが主流となっている今日この頃です。今までテイクアウト営業を行っていなかった人気店がお弁当を販売して喜ばれているというような、ニッコリできる話題も耳に入ってきます。

 

商品の持ち帰りといえば、相変わらず私のなかでナンバーワン・カフェであり続けるお手頃価格チェーンカフェ「カフェ・ベローチェ」も、忘れてはならない存在です。ほとんどの商品をテイクアウトできます。

 

ベローチェのフードメニューは、サンドイッチや菓子パン系といったパン類が中心です。(店鋪によってはパスタを販売しているところもあります)

 

ベローチェではそのほかに、注文を受けてから作ってくれるホットドッグやホットサンドイッチのメニューもあり、「焼きたて」シリーズという名前がついています。

 

昨年、この焼きたてシリーズについて書いてみましたが、2020年春に、このうち2種類のホットドッグと1種類のホットサンドイッチが入れ替えとなりました。

 

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なくなってしまったのは「スパイシータコス」「博多明太&チーズ」「サーモン&クリームチーズ」です。独特な風味の「博多明太&チーズ」はけっこう好きだったのでちょっと残念・・。

 

新たに加わった3種類は「炭火焼き旨だれ牛」と「レタス&サルサ」の2つのホットドッグと、「パストラミチキン&彩り野菜」というホットサンドイッチです。

 

メニュー写真を見ると、映える見た目でなかなかおいしそう〜ということで、さっそく3種類制覇してみました。「焼きたてシリーズ」は11時からの販売なのですが、お店が空いている早い時間に行かれた時は、店内でコーヒーと一緒に楽しんでいます。

 

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焼きたてドッグ「炭火焼き旨だれ牛」 390円(税込み)

 

ベローチェの焼きたてシリーズに使われるパンは、すべてライ麦パンです。ホカホカで提供されるライ麦パンは、フランスパンを少しやわらかくしたような食感で、外側はちょっとかためですが、なかは柔らかくてもっちりとしています。

 

噛むとパリッと音がしそうなジューシーなソーセージの下には、刻んだキャベツが敷かれています。ソーセージの上に乗っているのは甘味噌味(?)の和風ソースです。ソースには牛肉がたっぷり使われています。

 

ベローチェのサイトを見ると、この牛肉はタレに漬け込んだあと炭火で焼き上げたものだそうです。手が込んでます!

 

サイドに1本引かれているマヨネーズや、まん中あたりに乗っている糸唐辛子が、濃い味ソースを単調にさせません。糸唐辛子は辛みが少ないのが特徴ですが、このあたりを食べるとピリ辛味を楽しめます。

 

 

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焼きたてドッグ「レタス&サルサ」390円(税込み)

 

もう1つの焼きたてドッグは、レタスがたっぷり乗ったホットドッグです。ソーセージの下にはやはり刻んだキャベツが敷かれています。

 

メニューの写真は華やかに見えたのに、これはちょっと地味な感じに見えるなぁ、と思い、メニュー写真を確認してみたら、メニュー写真のレタスはもっとシャカシャカッとしていて、ホットドッグの中央付近に山盛りされていました。

 

サルサソース、イコール、辛い、と思う方もいらっしゃると思いますが、このホットドッグに使われているサルサソースは、みずみずしいケチャップのような、甘さを感じるおいしいソースでした。辛いものが苦手な方でも大丈夫です。

 

 

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焼きたてサンド「パストラミチキン&彩り野菜」390円(税込み)

 

スモークしたパストラミチキンを使ったサンドイッチです。スライスレモンと優しい酸味のニンジンの酢漬け(キャロットラペというそうです)で、とにかく爽やかな味です。

 

緑、黄色、オレンジ、と、彩りが美しく、おしゃれカフェのランチメニューにあってもまったくおかしくない、味も見た目も高クオリティのサンドイッチでした。

 

***

 

3つすべてを食べてみて、どれもとてもおいしかったのですが、一番気に入ったのは「パストラミチキン&彩り野菜」です。見た目もキレイ、そしてさっぱりとしていて、女性好みの味だと思います。ただ、さっぱり味なので、ついもう1つ食べたくなってしまうのが難点かもしれません(笑)。

 

ちなみに、昨年行っていたスクラッチカードのキャンペーンがまた開催されています。300円以上の利用で、焼きたてシリーズやモーニングセットに利用できる、50円券や100円券がもれなく当たります!※キャンペーンは5月31日までです。

 

デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第41号その3

 

「かわいい刺しゅう」で数ヶ月続けてきた「夏のタペストリー」がとうとう完成しました。

 

前号まででもうほとんどできあがっていた夏のタペストリー。第41号でトライしたのは、「人魚姫」の下半身のウロコ部分です。スパンコールを重ねてつけてキラキラするウロコを表現します。

 

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使うスパンコールは、青、白、ピンクの3色。ピンクはとても薄い色なので、「これピンク?」と一瞬思ってしまいました。

 

テキストには人魚姫のウロコの模様のどこに、何色のスパンコールをつけていくのか、わかりやすく記されています。水しぶきとして背景につけたスパンコールは糸で3か所、ベンツの逆ロゴ風にしっかりと留めましたが、ウロコ部分は1か所を糸で留めるだけです。

 

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スパンコールは、尾ひれのほうから順番につけていきます。最初のうちは、ウロコ模様1つに対してスパンコール1個なので、わかりやすいです。ただ、段を重ねるように進んでいくので、下絵がよく見えなくなり、だんだんわかりづらくなってきます。

 

テキストの図をじっくり見ながら、やっと半分まで埋めることができました。ここから先は、ウロコ1枚にスパンコール1個ではなく、ランダムな感じになっていきます。テキストの図を更によく見ながら慎重に進めました。

 

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途中から「なんだかあまりキレイではないなぁ」と思っていたのですが、進めるにしたがって、更にそう思うように・・。テキストの写真と比べても、私の人魚姫の下半身はスパンコールがガチャガチャした感じについています。

 

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腰のあたりは、スパンコールが密集(笑)。「なんだかなぁ・・」と思いながらも、ウロコつけ完成です。約1時間かかりました。

 

体のラインに沿ってスパンコールがキレイにつくイメージを持っていたのですが、下半身全体にスパンコールがもっさりとついていて、キラキラしたミノムシみたいです(笑)。

 

テキストでちゃんとつける位置を確認しながらスパンコールをつけていったのですが、おそらく、微妙な位置の差で、もっさりした感じにできあがってしまったのだと思います。

 

最後はちょっとスッキリしませんでしたが、この数ヶ月コツコツと進めてきた「夏のタペストリー」がとうとう完成しました!

 

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「春のタペストリー」は、最後を仕上げずに置きっぱなしになっているので、ちゃんと最後まで行きつけたのはこれが初めてです。

 

おととしの秋に「かわいい刺しゅう」をスタートした時は、刺しゅうは苦手だったのに、デアゴスティーニさんのこのシリーズのおかげで、本当に上達しました。

 

できあがったこのタペストリーをじっくり見て、「よく刺しゅうできているなぁ」と、しみじみしながら、自画自賛しています(笑)。

 

モチーフのなかで一番気に入っているのは、「ジャックと豆の木」です。とにかく豆の木のアウトラインフィリングステッチに時間がかかって大変だったのですが、丁寧にコツコツ刺しゅうした仕上がりには大満足しています。

 

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タペストリーは完成しましたが、飾る予定はナシなので、どうしたものか、と思っています。誰かもらってくれる人が現れるまでは、自分で時々眺めて、「刺しゅうがこんなにうまくなった!」と自己満足したいと思っています(笑)。

デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第41号その2

 

「かわいい刺しゅう」の購読をストップする、と決めたら、やはり「やらなきゃ」感が大幅に薄れてしまい、やっと課題に手をつけ始めたところです。

 

41号で完成する「夏のタペストリー」。今号では「人魚姫」の下半身のウロコや背景に広がる水しぶきを、スパンコールで仕上げていきます。

 

タペストリーに取りかかる前に、練習用の布でスパンコールのつけ方を習います。

まずは、1個のスパンコールのつけ方からです。

 

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基本は一番左のように、糸がYの字になるような感じでスパンコールをつけます。まんなかは糸が左右に通してあります。画像では3時45分みたいな角度になってしまっていますが、テキストでは左右の糸は一直線です。一番右はまんなかにビーズがあります。

 

 次は、スパンコールを横に一列につけて行く方法を学びます。よく雑貨小物でスパンコールを使ってデコレーションされているものがありますが、このつけ方を覚えれば、今後応用できそうです。

 

スパンコールは、半径分を重ねるようにつけていきますが、糸を通すのは進んでいく方向の片側だけでした。なんというか、スパンコールの半返し縫いのような感じで進んでいきます。

 

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こうやってよく見ると、最初からすでにちょっとずれています(笑)。思っていたよりも面倒で、スパンコールつけの内職は大変だろうなぁと思いながら進めました。

 

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本当ならば、布の黒いラインの最後までスパンコールが来ておしまいになるはずなのですが、スパンコールとスパンコールの間が一定に保たれていないので、詰まった感じ&まっすぐではない、仕上がりに・・。

 

片側だけ糸でつけてあるので、今回の人魚姫のウロコのような場合には良いですが、小物のデコレーションとしては難しそうです。手などにひっかけて、スパンコールが割れて取れてしまう可能性があります。

 

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でも、もし小物のデコレーションとしてスパンコールをつけてみたいとなった時は、片側だけではく両サイドに糸を通して、スパンコールをしっかりとつければ大丈夫そうですね。

 

 テキストの順番だと、練習のあとは人魚姫のウロコなのですが、3色のスパンコールを使うなど時間がかかりそうなので、先に背景に散らばる「水しぶき」を終わらせることにしました。

 

水しぶきは12個。練習と同じ水色のスパンコールを1つ1つつけていきます。

 

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水しぶき、完成しました。画像ではよくわかりませんが、ライトの下でキラキラしてとても華やかで、うれしくてテンションが上がります。

 

練習と水しぶきつけで、約1時間かかりました。

残るは人魚姫のウロコのみです。数ヶ月かけて作ってきた夏のタペストリーもいよいよ終わるかと思うと、ちょっとさみしい気持ちになりますが、同時にとても楽しみです!

 

ロイホの苺デザート第2弾!「苺のヨーグルトジャーマニー」

 

今年のロイヤルホストの期間限定デザートフェア「Sweet Strawberry」は、2つの期間を設けています。先日、第1シーズンが終わり、4種類のスイーツのうち2種類が入れ替わりました。

 

www.shitemita.work

 

 3月11日から始まったイチゴデザートは「苺のヨーグルトジャーマニー」と「苺とパンナコッタのパフェ」です。

 

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第2シーズンのスタート日に早速食べに行ったのですが、その日は気温が高く、「冷たいものがたくさん食べたい!」ということで、サイズが大きそうな「苺のヨーグルトジャーマニー」を選んでみました。

 

この期間限定スイーツの元となっている「ヨーグルトジャーマニー」というは、ロイヤルホストのグランドメニューに載っている定番のスイーツです。食べたことはありませんが、ロイホのサイトを見ると、歴史が長い名物デザートのようです。

 

「ヨーグルトジャーマニー」は、バニラアイスクリームが基本となっていて、そこにカシスクリームや黄桃、バナナやホイップクリームが加えられ、ヨーグルトソースでまとめています。

 

さて「苺のヨーグルトジャーマニー」ですが、テーブルの上のポップを見る限りでは、グラスがなかなか大きそうで期待大!そしてやって来たのは、期待通りの大きさのデザートでした!

 

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「苺のヨーグルトジャーマニー」780円(税抜き)

 

高級路線の一部店鋪では50円高くなります。 

 

デーン!とテーブルに乗る苺のヨーグルトジャーマニー。大きなグラスにおいしそうなものがてんこ盛りです。ただ、ポップと比べると、見た目がちょっと違うような・・。なんというか、どこが正面なのかわかりづらい感じです。

 

上の画像を正面として後ろを見ると、ストロベリーのジェラート(ロイホのサイトではソルベとありますが)が1スクープ乗っていました。

 

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ポップを見ると、バナナとストロベリージェラートの間にはイチゴがアレンジされています。初日だから間違えてしまったのかな(笑)。でも味に変わりなし!

 

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グラスのなかに見えるとおり、中央付近にはバニラアイスクリームがあります。その上にスライスバナナ3個とストロベリージェラート、そしてカットされたたくさんのイチゴが乗っています。

 

トップを飾るのはホイップクリーム。そしてヨーグルトソースがかけてあります。提供された時にこのソースを見て「アイスが溶けてる?」とちょっと焦りました(笑)。

 

イチゴは、苺デザート第1シーズンで食べた「苺のミルフィーユパフェ」に乗っていたイチゴと同じような、小さいサイズのイチゴでしたが、今回はあまり甘さがないすっきり味のイチゴでした。

 

そこに酸味のあるヨーグルトソースがたっぷりかかっているので、ここだけを食べるとすごくさっぱりしています。ホイップクリームも甘さ控えめです。

 

気温が高い日だったから、冷たいものがたくさん食べたいとこのデザートを選んだのですが、思っていた以上に「冷たいもの」の内容量が多かったです。

 

イチゴの下のバニラアイスクリームはたっぷり。その上にはストロベリージェラートが1スクープ分。グラスの底に見えるピンク色の物体はなんだろう、と思ったら、ここもストロベリージェラートでした。

 

バニラアイスクリームとグラスの底のストロベリージェラートの間には大きくカットされた黄桃がいくつも入っています。アイスとジェラートに挟まれているので黄桃もかなり冷えていて、半シャーベット状態(笑)!

 

黄桃周辺にもヨーグルトソースがあり、その中に小さなシャーベット状の固まりがところどころにあったのですが、それは冷え冷えの小さなカットイチゴでした。

 

最初のころは調子よく食べていたのですが、中盤から口のなかはもちろん体も冷えてきて、常温のホイップクリームとバナナを頼りに食べ進めることに(笑)。特にバナナの存在がありがたかったです。

 

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ボリューム満点の期間限定デザート「苺のヨーグルトジャーマニー」。冷え冷えにはなりましたが、さっぱりとした甘酸っぱさがおいしかったです。イチゴもたっぷり味わえます。

 

でも、冷えが気になる方にはもう1つの「苺とパンナコッタのパフェ」のほうがおすすめかもしれません。グラスも小さいですし。

 

 ロイヤルホストの「Sweet Strawberry」フェア第2シーズンは、5月13日までの販売予定になっています。冷たいものをたっぷり食べたい方はぜひ「苺のヨーグルトジャーマニー」を試してみてください。カロリーはサイズが大きい割にはなかなか低めで、387カロリーでした!

 

デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第41号その1

 

昨日は「かわいい刺しゅう」第41号の発売日でした。

 

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いろいろ(まではいきませんが)考えた結果、やはり「かわいい刺しゅう」の定期購読はこの41号でストップすることにしました。

 

今号で、数ヶ月間取り組んできた「夏のタペストリー」がとうとう完成するからです。

 

本屋さんで購読ストップはいつごろまでに伝えればいいのか聞いたところ、「できれば1か月くらい前までに」といっていたので、前号を引き取った数日後に、購読停止をお願いしてきました。次号は2週間先の発売なので、ほぼ1か月前に申告できました。

 

刺しゅうが苦手で、うまくなりたい、という気持ちからスタートした「かわいい刺しゅう」。趣味的な講座、と思って始めましたが、課題の多くはたくさんの時間を必要とし、まるで刺しゅうの専門学校に通っているみたいでした。刺しゅう道場というか(笑)。

 

でも、約1年半ほど続けたかいあって、最初のころは基本的なアウトラインステッチもなかなか大変だったのに、いつのまにか、すっかり刺しゅうに慣れ親しんでいました。

 

課題が多くてキツかったからこその上達だと心から思っています。

 

でも、課題の制作時間が10時間以上超えたりする時があると、ほかのことができなくなってしまい、なかなかのストレスに。締め切りがある訳ではないので、繰り越せば良いのでは、と思われると思いますが、2週間毎に新しい号が発売されるので、課題を溜めてしまうとどんどん溜まっていってしまいます。

 

また、前半課題の四季のタペストリーは、制作している時は楽しく、そして達成感を感じることもできますが、しかし飾る場所もなく、誰かにあげる訳でもなく、終わったあとはどこかにしまっておくだけになってしまいます。

 

でも、定期購読をストップしよう、と思った最大の理由は、本屋さんでちょっと立ち読みした刺しゅうの本です。

 

「かわいい刺しゅう」を始める前は、こういう本を眺めても「自分には絶対無理!こういうのできたらい〜な〜」と、ただ憧れているだけでした。

 

しかし、数ヶ月前にパラパラと刺しゅうの本を見てみた時に、特にむずかしく感じることがなく、ほとんどの図案に対して「これ自分にもできそう」と素直に思えました。

 

こういう気持ちに自然になれたので、それでもう「かわいい刺しゅう」は、卒業しても大丈夫かな、と思えました。(中退ですね笑)

 

購読が終わったあとは自分のペースで制作できるので、過去の雑貨小物課題で手をつけていないものを作ったり、刺しゅう本を買ってその中の作品を作ったり、また、刺しゅう以外の手芸も楽しみたいと思っています。

 

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さて、「かわいい刺しゅう」第41号の前半のタペストリー課題では、とうとう「夏のタペストリー」が完成します。「秋のタペストリー」の制作課題もありますが、こちらは手をつけていません。

 

今号では、「人魚姫」の下半身にスパンコールをつけていきます。人魚姫の周囲の波間にもところどころスパンコールをつけるようです。

 

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このウロコの図案になっているところと、周囲に小さく丸が描かれているところです。

 

今までも雑貨店などでスパンコールがついた小物を見て、どうやってつけるのかな、と思っていたので、今回学べることになってよかったです。

 

テキストを見ると、ウロコ部分のスパンコールつけは結構複雑そうな・・。

 

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今号のキットはこんな感じです。

 

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刺しゅう糸と、後半の雑貨小物課題で使う布、そしてスパンコールです。スパンコールはなんと3色もあります。今回の雑貨小物課題には手をつけていないので、布はこのまま使わないことになります。

 

それでは「かわいい刺しゅう」最後の制作課題、楽しみながら取り組みたいと思います。ビーズをつけただけでキラキラしてキレイなんだから、スパンコールをつけたらもっとキレイだろうなぁ〜(笑)。

デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第40号その2

 

「かわいい刺しゅう」第40号の前半課題、タペストリーの制作課題を終わらせました。と言っても、「夏のタペストリー」の残りの部分だけなので、ほんのちょっとだけです。

 

実は第39号で終わらせるべきであった、「人魚姫」のモチーフの周囲に広がる波の間に小さな水色ビーズをランダムにつけていく、というのをまだやっていませんでした。

 

なので、まずはそちらからです。

 

ビーズ付けは、前に「キツネとぶどう」のモチーフの「ぶどう」で経験済みですが、あの時はビーズの穴を上に向けて付けましたが、今回は横向きに付けていきます。

 

特にむずかしいことはないのですが、ビーズを横にして、穴に糸を通して縫い付けたら、もう一度穴に糸を通して同じことをします。糸が1本取りなので、しっかり取り付けるためです。

 

むずかしくなくてもビーズを付ける範囲は広く、思っていたよりも時間がかかりました。そして、作業を始める前にテキストをよく見ていなかったので、ビーズを刺しゅうの線に沿って横向きに並べて付けるところを、ほとんど縦向きに付けてしまいました。

 

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かなり付けてしまってから気づいたのですが、ビーズが小さいので、別におかしく見える訳ではなく、そのままにしてあります。ちなみに、泡のなかのビーズはちゃんと横向きにできています。

 

ビーズ付け、完成です。この画像ではよくわかりませんが、小さなキラキラが散りばめられた感じになって、タペストリーに華が出ました。とてもキレイです。

 

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ビーズ付けにかかった時間は55分。テキストの目安時間は50分なので、思っていたよりも時間がかかった、と感じたのは思い込みだったみたいです。

 

さて、次は第40号の課題です。

今号では「みだれ刺し」という、新しいステッチを学びます。その言葉のとおり、みだれた感じに、ランダムにステッチをしていく方法です。

 

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基本的にはXの変形をどんどん刺して、面を埋めていけばいいようだったので、「簡単」と思ったのですが、刺していく場所のバランスが意外と難しく、また、思っていた以上に糸の消費が多いステッチでした。

 

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刺しゅうの一部を濃くしたい時は、上の画像のように、後からその部分に重ねてみだれ刺しをするのだそうです。ちなみに練習には25分かかりました。

 

練習が終わったら、タペストリーに刺しゅうしていきます。刺しゅうする場所は、「人魚姫」が座っている大きな貝です。2色の刺しゅう糸を使います。

 

いつもだったら丁寧に刺しゅうしよう、と思うのですが、今回は貝にちょっと模様をつけるだけなので、あまり気を使わずにどんどんスペースを埋めていきました。

 

みだれ刺しをする前の人魚姫の部分はこんな感じでしたが、

 

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みだれ刺しをしたあとは下の画像のような感じになりました。みだれ刺しをしていなくてもこれはこれで、と思えていましたが、やはり模様が入るといい感じです。

 

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みだれ刺しにかかった時間は30分。 テキストの目安時間は50分なので、ずいぶん早く終わったことになりますが、たぶんかなり適当に刺しゅうしたからだと思います(笑)。

 

これで、あとは、次号でスパンコールを付ける作業を残すのみ、となりました!

  

映画「パラサイト 半地下の家族」- 社会問題がベースのサスペンスムービー

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2020年のアカデミー賞で作品賞ほか数賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を先日観てきました。ご存知のように、外国映画でありながら作品賞を獲った映画としてとても話題になった映画です。

 

実は韓国映画はほとんど観たことがなく、過去に鑑賞したことがあるのは、以前無料動画サイトで公開されていた「グエムル-漢江の怪物-」 だけだと思います。

 

人生2度目の韓国映画は、最初から最後まで目を離すことができないスリリングな映画でしたが、貧困という韓国の社会問題を考えさせられる映画でもありました。

 

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「パラサイト 半地下の家族」については、メディアでいろいろ情報が流れていたので、どういう展開かご存知の方が多いと思います。建物の半地下に住む貧困家庭の人たちが、裕福な家庭にだんだんと寄生(パラサイト)していく話です。

 

アメリカだと半地下のアパートなんてよくあるもので、ちょっと安いのか学生に人気な感じがしますが、この映画見るかぎりでは、韓国ではお金に困っている人たちが住んでいるようです。 

 

家族の会話のなかから、お父さんが事業に失敗してお金がなくなってしまい、そして誰も仕事を見つけることができていないということがわかります。でもじめじめと落ち込んでいる訳ではなく、家族は仲良く、そしてみんなでたくましく生きている様子がうかがえます。

 

そんなある日、息子の友だちが持ってきたアルバイトの話。高校生の家庭教師をしているけれど、留学することになったので、有名大学の生徒と偽装して代わりに家庭教師をしてもらいたい、というお願いでした。

 

このことがきっかけで、1人また1人、と、家族がじわじわとお金持ちの家庭に寄生していきます。

 

こんな感じで書くとゾワゾワおっかない感じがしますが、この過程は家族の仲の良さやたくましさを感じさせてくれて、なかなか面白おかしく観ていることができます。

 

ただ、このあたりで気がつくのは、この一家が貧困に苦しんでいても、それぞれが才能ある優秀な人たちなのだ、ということです。そうでなかったら、社長一家に認められて気に入られる訳がありません。頭がよく、そして才能もあるのに、仕事がない。つらいですよね。

 

うまく行ったね、と喜ぶ4人ですが、この時点では映画は中盤です。この先からは思ってもみなかったような展開となっていきます。

 

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最初のうちはミステリアスな感じで、そしてだんだんサスペンスとなっていく、最後まで目が離せない映画でしたが、娯楽作品のように見えるけれど、実は社会問題がテーマの映画です。「貧困」が映画の底に最初から最後まで存在し続けます。

 

欧米人ははっきり言わないと相手に伝わらないといいますが、この映画はアジア人が得意の、言葉で言わなくても見て感じて理解するシーンがけっこうあります。特にお父さんの絶望。怒り。そういう繊細なところを欧米の人たちが感じ取ってくれたのはうれしいことです。

 

それにしても、昨年のアカデミー作品賞も「人種差別」という社会問題を扱っていましたが、あれは軽いユーモアで包んだ暖かい話だったのになぁ。「グリーンブック」がまた観たくなってきました(笑)。