デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第41号その2
「かわいい刺しゅう」の購読をストップする、と決めたら、やはり「やらなきゃ」感が大幅に薄れてしまい、やっと課題に手をつけ始めたところです。
41号で完成する「夏のタペストリー」。今号では「人魚姫」の下半身のウロコや背景に広がる水しぶきを、スパンコールで仕上げていきます。
タペストリーに取りかかる前に、練習用の布でスパンコールのつけ方を習います。
まずは、1個のスパンコールのつけ方からです。
基本は一番左のように、糸がYの字になるような感じでスパンコールをつけます。まんなかは糸が左右に通してあります。画像では3時45分みたいな角度になってしまっていますが、テキストでは左右の糸は一直線です。一番右はまんなかにビーズがあります。
次は、スパンコールを横に一列につけて行く方法を学びます。よく雑貨小物でスパンコールを使ってデコレーションされているものがありますが、このつけ方を覚えれば、今後応用できそうです。
スパンコールは、半径分を重ねるようにつけていきますが、糸を通すのは進んでいく方向の片側だけでした。なんというか、スパンコールの半返し縫いのような感じで進んでいきます。
こうやってよく見ると、最初からすでにちょっとずれています(笑)。思っていたよりも面倒で、スパンコールつけの内職は大変だろうなぁと思いながら進めました。
本当ならば、布の黒いラインの最後までスパンコールが来ておしまいになるはずなのですが、スパンコールとスパンコールの間が一定に保たれていないので、詰まった感じ&まっすぐではない、仕上がりに・・。
片側だけ糸でつけてあるので、今回の人魚姫のウロコのような場合には良いですが、小物のデコレーションとしては難しそうです。手などにひっかけて、スパンコールが割れて取れてしまう可能性があります。
でも、もし小物のデコレーションとしてスパンコールをつけてみたいとなった時は、片側だけではく両サイドに糸を通して、スパンコールをしっかりとつければ大丈夫そうですね。
テキストの順番だと、練習のあとは人魚姫のウロコなのですが、3色のスパンコールを使うなど時間がかかりそうなので、先に背景に散らばる「水しぶき」を終わらせることにしました。
水しぶきは12個。練習と同じ水色のスパンコールを1つ1つつけていきます。
水しぶき、完成しました。画像ではよくわかりませんが、ライトの下でキラキラしてとても華やかで、うれしくてテンションが上がります。
練習と水しぶきつけで、約1時間かかりました。
残るは人魚姫のウロコのみです。数ヶ月かけて作ってきた夏のタペストリーもいよいよ終わるかと思うと、ちょっとさみしい気持ちになりますが、同時にとても楽しみです!