してみたブログ

買ってみた、使ってみた、食べてみた、などなど、日々の「してみた」について綴ります。

パーツクラブで「立体マスク手作りキット」を買ってみた - その2

 

ビーズ&アクセサリーパーツ専門店「パーツクラブ」で買ってきた、立体マスク手作りキットを使っての立体マスクが完成しました。

 

プリーツマスクを作った時も、最初に布を軽く洗うのですが、ちょっとすすいだくらいにとどめておいたのに、今回もガーゼはボロ布状態になってしまいました(笑)。リネンは、ほつれはけっこうありますが、生地がしっかりしていて扱いやすいです。

 

キットに含まれていた用紙から型紙を切り抜いて、布にかたちをうつします。

 

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何も考えずに全部同じ向きでうつしてしまったのですが、中央の曲線は鼻の位置で高くなっていて上下対称ではないので、1枚は型紙を裏にしてうつすべきでした。でも白いい薄い布なので、裏側から見ると表側のチャコ線が透けてみえます。その透けて見える線を裏側からなぞって解決です。

 

パーツをカットしたら、表のリネン、裏のガーゼ、それぞれを真ん中で縫い合わせます。ミシンがないので、今回も細かい波縫いでチャレンジです。

 

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次は、縫った真ん中の縫いしろを片側に寄せてアイロンがけし、縫い目に沿って「押え縫い」していきます。真ん中の曲線ラインがキレイに出るように、縫いしろには切れ目を入れてあります。

 

押さえ縫いは、中央から1ミリくらいのところを縫っていきました。手縫いだと手作り感が出てしまって、いい感じにはならないかも、と思ったのですが、糸の色が目立たないせいか、思っていたよりもずっとキレイにできました。

 

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裏布のガーゼにも同じ処置(?)をしました。

 

ここまでできたら、あと半分の道のりです。表布、裏布を中表に合わせて、上下のラインを縫っていきます。できたら表に返してアイロンをかけて、上下部分にまた「押え縫い」をしていきます。

 

それにしても、布のほつれが激しい・・!リネンはまだ良いのですが、ガーゼがどんどんほつれてきます。縫うのにあまり時間がかからないだろう、とマスク作りにはほつれ止め液を使いませんでしたが、今から思えば、ちょっと使ったほうが良かったかな、とも思います。

 

型紙では縫いしろは幅5ミリとってありますが、これから作られる方は、多めに縫いしろをとって、そして縫い終えたら5ミリ位に切りそろえる、という方法を試してみても良いのでは、と思います。今回はガーゼ部分の縫いしろがほつれてきて、幅3ミリくらいになってしまいました。

 

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上下の押さえ縫いが終わったマスクは、なかなかキレイにできています。思っていたよりも立体的で、顔につけた時に楽そうです。

 

最後は、脇を3つ折りにして、マスクゴムヒモの「道」を作り、そしてゴムを通して完成です。3つ折りにする時はアイロンで押さえた方が良いのかな、と思ったのですが、布が薄いので手で折って、まち針で押さえるだけで大丈夫でした。

 

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プリーツマスクの時のように布が段になって厚くなり縫いづらい、ということがないので、ストレスフリーですいすい作業が進み、マスク本体完成です。水をつけてチャコペンの線を消し、マスクゴムを通しました。

 

プリーツマスクの時と同様、ゴムを通す時はヘアピンで代用できましたが、マスクゴムの「道」がすごく狭くて、通すのにちょっと苦労しました。そしてゴムを結んだところを「道」のなかに隠すのも大変でした。最後は楊枝を使ってグイグイと押し込んで・・。

 

普通のゴム通しは太くてここを通すのは無理だと思います。これから作る方は、型紙にあるマスク横のあたり線よりも少し内側を縫って、マスクゴムヒモの「道」の幅をちょっと太めにするのがおすすめです。

 

立体マスク、できあがりました!

 

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波縫いの線が目立たないせいか、お店で買ってきたマスクみたいにすごくキレイに見えます。リネンとガーゼの爽やかなつけ心地もとても良く、軽く柔らかいのはもちろん、鼻からアゴまでを包み込んでくれるようなフィット感がたまりません。

 

プリーツマスクを作った時は、段をつける時や、マスクゴムヒモを通すところを縫う時にストレスを感じましたが、立体マスクはパーツをカットしてしまえばその後はチクチクと波縫いするだけですし、アイロンがけするところも少なくて楽でした。手のひらサイズのパーツも扱いやすかったです。

 

目の荒い布マスクは、高性能の紙マスクみたいなフィルター効果などはありませんが、洗って何度も使えるのが便利です。さっそくもう1つ作って、この夏に活用したいと思っています。