楽しくすごそう - 笑って気分アップできる洋画3選プラスアルファ
テレビをつければ気持ちが重くなるようなニュースが多い今日このごろ。いま、どういう状態なのか知っておくことは大事だと思いますが、気をつけていないと情報の受けすぎで必要以上に不安にさせられてしまいます。
そんな時、私にとってはおもしろいテレビや映画を観るのが、手っ取り早い気分転換方法です。ユーチューブにも楽しい投稿がたくさん上がっていますよね。
私ははてなブログにもう1つブログを持っていて、それは映画ブログなのですが、もう1年以上も放置してしまい・・(汗)。
今回は、そちらのブログでいつか書きたいな、と思っていた映画のうち、笑えて気分があがるタイプのものを3つご紹介したいと思います。古いものもありますが、何度観ても楽しめる、大好きな洋画(全部アメリカ映画)です。
1. 雨に唄えば( Singin' in the Rain )
1950年代前半に公開された超有名なMGMのミュージカル映画です。MGM・・映画が始まる前に、輪っかのなかでライオンがガオーとやっている映画会社ですね。
映画のなかで描かれているのは、サイレント映画から、現在のように出演者たちの声が入ったトーキー映画に移り変わる時期のできごとです。
主人公のドンはサイレント映画の大スター。ちやほやされる有名人としての華やかな生活が続くはずでした。ところが、他社がトーキー映画を公開したところ大衆に大ウケし、一気に時代遅れとなったサイレント映画の先行きに危機が訪れます。ドンの俳優人生もピンチです!
「雨に唄えば」は、映画の最初から最後まで明るいムードに包まれた、楽しい歌とダンスがいっぱいのミュージカル映画です。数ある名シーンのなかでは、ドンが恋をした女性をアパートまで送り届けたあと、幸せいっぱいな気持ちで雨のなか歌い踊る「Singin' in the Rain」が有名ですが、私は、完成しているサイレント映画をトーキー映画に作り変えよう!というアイデアを思いつき、夜中に盛り上がる「Good Morning」の歌とダンスが希望に満ちた感じで大好きです。
主人公のドンを演じるジーン・ケリーの芸術的なダンスを満喫できるほか、トーキー映画を作るにあたっての笑える苦労(?)、そしてドンの恋の行方は?などなど、盛りだくさんのコンテンツを楽しんだ最後には、いい映画観たなーと満足感を得ることができると思います。
2. サボテンブラザース( Three Amigos )
1980年代なかばに公開された「サボテンブラザース」。当時の有名コメディアンたちが出演しています。今でも、笑えるおもしろい映画として人気が高い作品ですが、こちらもサイレント映画のスターたちが主人公です。
ハリウッドでの映画の仕事を失ってしまったヒーロー映画の俳優たち3人。この3人を本物のヒーローと勘違いしたメキシコの女性からの連絡を、エンタメ興行の依頼と思い込み、3人はメキシコのある村に向かいます。その村は盗賊被害に苦しんでいる村でした。
盗賊被害に遭っているメキシコの村に用心棒として雇われる・・というのは、そうです、西部劇の名作「荒野の七人」と同じです。「荒野の七人」を観たことがある方には、より楽しめる映画だと思います。
「荒野の七人」に似ていても、「サボテンブラザース」はコメディ映画なので、笑いの要素が満載です。盗賊の親分も、そして子分も個性が強くて笑えます。クライマックスの盗賊たちとの戦い方も、コメディ映画ならではのおもしろさです。
笑って観ていながら、最後にはあれこれあった騒動のなかで人間的に成長した3人の姿を見ることができます。それがなんとも爽やかな映画です。
3. ギャラクシー・クエスト( Galaxy Quest )
「ギャラクシー・クエスト」は、20世紀から21世紀に移り変わる時期に公開された、宇宙アドベンチャー映画です。店員さん手書きおすすめポップを読んでレンタルしたのですが、大当たり(笑)。何度も観たいので、すぐDVDを買ってしまいました。
主人公たちは、「スタートレック」を想像させる、かつての大人気スペースアドベンチャードラマ「ギャラクシー・クエスト」の出演者たちです。
ドラマシリーズが終了してから長い月日が経ちましたが、当時の人気者たちは今は落ち目の俳優に。大型店の開店イベントなど、マイナーなローカルイベントが貴重な収入源になっています。
そんなある日、ドラマのなかでリーダー役だった男性のもとに、敵に滅ぼされそうになっている宇宙人たちが助けを求めて現れます。彼らは「ギャラクシー・クエスト」を、本当の出来事として誤解していたのです。このあたりは「サボテンブラザース」と似ていますね。
なんだかんだあって、結局はみんな揃って宇宙に行くことになる俳優たち。落ち目になって自己自信を失っている彼らは仲も良くなく、ドラマとは大違いですが、さまざまなトラブルに遭いながらだんだんと心が通じ合っていきます。
人とのつながり、仲間を思いやることの大切さ、などを、笑えるシーンやハラハラする場面を通して気づかせてくれる映画です。ユニークな宇宙人キャラが出てくるのもおもしろく、小学生男子あたりにもウケそうな気がします。
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以上、気分アップできる洋画を3つご紹介させていただきました。ミュージカル、コメディ、宇宙アドベンチャー、とそれぞれジャンルは違いますが、どれも、困難に直面し、そしてそれを乗り越えてのハッピーエンド・ムービーです。
そしてタイトルにある「プラスアルファ」・・。
それは私が最近ハマっているユーチューブ動画です。人気動画なので、もう観たことある方も多いのでは??キレッキレダンスに「8時だョ!全員集合」のオープニング曲が見事にシンクロしています。
著作権について詳しくないので、動画の作成者さんとタイトルを記載しておきます。
METAL BABYさんの【シンクロムービー】8時だョ!全員集合xインド映画(ドリフ) です。
笑えるのはもちろん、長さんのダミダミ声が心に染みる・・(笑)。気に入った方には、ヨドバシカメラバージョンもおすすめです!