デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第41号その3
「かわいい刺しゅう」で数ヶ月続けてきた「夏のタペストリー」がとうとう完成しました。
前号まででもうほとんどできあがっていた夏のタペストリー。第41号でトライしたのは、「人魚姫」の下半身のウロコ部分です。スパンコールを重ねてつけてキラキラするウロコを表現します。
使うスパンコールは、青、白、ピンクの3色。ピンクはとても薄い色なので、「これピンク?」と一瞬思ってしまいました。
テキストには人魚姫のウロコの模様のどこに、何色のスパンコールをつけていくのか、わかりやすく記されています。水しぶきとして背景につけたスパンコールは糸で3か所、ベンツの逆ロゴ風にしっかりと留めましたが、ウロコ部分は1か所を糸で留めるだけです。
スパンコールは、尾ひれのほうから順番につけていきます。最初のうちは、ウロコ模様1つに対してスパンコール1個なので、わかりやすいです。ただ、段を重ねるように進んでいくので、下絵がよく見えなくなり、だんだんわかりづらくなってきます。
テキストの図をじっくり見ながら、やっと半分まで埋めることができました。ここから先は、ウロコ1枚にスパンコール1個ではなく、ランダムな感じになっていきます。テキストの図を更によく見ながら慎重に進めました。
途中から「なんだかあまりキレイではないなぁ」と思っていたのですが、進めるにしたがって、更にそう思うように・・。テキストの写真と比べても、私の人魚姫の下半身はスパンコールがガチャガチャした感じについています。
腰のあたりは、スパンコールが密集(笑)。「なんだかなぁ・・」と思いながらも、ウロコつけ完成です。約1時間かかりました。
体のラインに沿ってスパンコールがキレイにつくイメージを持っていたのですが、下半身全体にスパンコールがもっさりとついていて、キラキラしたミノムシみたいです(笑)。
テキストでちゃんとつける位置を確認しながらスパンコールをつけていったのですが、おそらく、微妙な位置の差で、もっさりした感じにできあがってしまったのだと思います。
最後はちょっとスッキリしませんでしたが、この数ヶ月コツコツと進めてきた「夏のタペストリー」がとうとう完成しました!
「春のタペストリー」は、最後を仕上げずに置きっぱなしになっているので、ちゃんと最後まで行きつけたのはこれが初めてです。
おととしの秋に「かわいい刺しゅう」をスタートした時は、刺しゅうは苦手だったのに、デアゴスティーニさんのこのシリーズのおかげで、本当に上達しました。
できあがったこのタペストリーをじっくり見て、「よく刺しゅうできているなぁ」と、しみじみしながら、自画自賛しています(笑)。
モチーフのなかで一番気に入っているのは、「ジャックと豆の木」です。とにかく豆の木のアウトラインフィリングステッチに時間がかかって大変だったのですが、丁寧にコツコツ刺しゅうした仕上がりには大満足しています。
タペストリーは完成しましたが、飾る予定はナシなので、どうしたものか、と思っています。誰かもらってくれる人が現れるまでは、自分で時々眺めて、「刺しゅうがこんなにうまくなった!」と自己満足したいと思っています(笑)。