デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第38号その2
「かわいい刺しゅう」第38号の前半課題、タペストリー制作に取り組みました。
今号も、後半の雑貨小物課題には手をつけないので、今号の課題はこれでおしまいです。
数ヶ月間取り組んできた「夏のタペストリー」制作も、刺しゅう糸を使っての作業は今号でとうとう終わりとなります。あとは、ビーズをつけたり、スパンコールをつけたり、だけです。
今回まず最初に刺しゅうするのは、四季のタペストリーすべてに登場する「妖精」。妖精は4人いて、このタペストリーにいるのは「夏の妖精」です。
まずは羽根の部分の刺しゅうからスタートです。アウトラインステッチ1本どりでていねいに刺しゅうしていきます。羽根の外側のシマシマ模様っぽくなっているところだけは、縦に長いブランケットステッチです。
羽根が終わったら、妖精へ。まず妖精の脚をサテンステッチで刺しゅうして、そしてピンク色の服を刺しゅうします。
服はいまだ苦手なロングアンドショートステッチ。服のすそ(濃いピンク)からスタートですが、できあがってみると、みっちり刺しゅうしすぎて、普通のサテンステッチみたいな仕上がりになっていました(笑)。
濃いピンク部分が埋まったら普通のピンク色でさらにロングアンドショートステッチをしていきます。あとで白い糸で刺しゅうする3本のラインを残しながら刺しゅうしていくのがなぜか難しく、何度かやり直すことになり、時間がかかってしまいました。
画像では普通に見えますが、実際に見ると、普通のピンク色のロングアンドショートステッチはすき間が多くてあまりキレイではありません。
最後は3本の白い線をサテンステッチやアウトラインステッチで埋めて、服は完成です。
その後は腕をサテンステッチで刺しゅうして、妖精の体が完成しました。
あとは、頭の部分をサテンステッチで刺しゅうしておしまいです。
触覚は刺しゅう糸を1本どりにして、バックステッチ&レイジーデイジーステッチで刺しゅうしてあります。
そして、顔。いつも一番ドキドキするパートです。今回も刺しゅうの完成図ではなく、元のイラストを参考にしながら目と口を刺しました。
目は、前に刺しゅうした「人魚姫」の目のように「く」の字みたいに、ラインを2本入れてあります。
妖精の刺しゅう、できあがりです。
「春のタペストリー」の妖精は、顔を失敗してしまいました。やり直そうと思ったら、裏側に糸が絡みすぎていてほどくことができず、そのまんまになってしまっています。
それだけに、今回は上手に刺しゅうできて、とてもうれしいです!
妖精の刺しゅうにかかった時間は2時間30分。テキストの目安時間は2時間25分なので、ほぼ同じ時間で仕上がりました。
妖精が完成したら、残りの刺しゅうパートは「波模様」だけです。
タペストリーの右上に残る、波の模様をコツコツ刺しゅうしていきます。
ちょっと時間を空けると、すぐ出だしがわからなくなる、ヘリングボーンステッチ(笑)。実は刺しゅう途中にもふと、わからなくなる時があります。
この課題を終えたら、きっと、もう一生ヘリングボーンステッチをすることはないだろうな・・(笑)。
波の部分の刺しゅう、完成です!あー、終わった!スッキリ!!
ヘリングボーンステッチには1時間25分、ヘリングボーンステッチの周囲を囲むバックステッチにも1時間25分かかりました。
テキストの目安時間では、波模様に5~6時間とあるので、ずいぶん早く終わらせることができたみたいです。
これで、夏のタペストリーの刺しゅう部分はすべて終わりました。
最後につけるスパンコールがキットでついてくるのは41号とのことなので、タペストリーの完成は数号先となります。
できあがりまで、あとちょっと!がんばろう!(笑)