デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第36号その2
「かわいい刺しゅう」第36号の前半、タペストリー課題を終わらせました。
今号では、波模様の一部と、人魚姫が座っている大きな貝の一部、そして大きめの文字、を刺しゅうします。波模様は「ヘリングボーンステッチ」という、新しいステッチを使うので、まずはそのステッチの練習からです。
テキストによると、ヘリングボーンとは「ニシンの骨」という意味とのこと。確かに魚の骨っぽいですよね。
ヘリングボーンステッチは、見たとおり、糸を交差させるように進んでいくステッチですが、針を入れていく場所や順番に慣れてくるまではちょっと難しかったです。
練習は、まず点々が印刷されている左側から。点の上を進んで行けばよいので、自分で目と目の間隔を考えず済みました。
次の右側は、上下にラインが引かれているだけなので、自分で目と目の間隔を考えながら刺しゅうを進めていきます。実は間違えてしまい、右側はステッチをつなげるようにして進んでいく(網目のようにする)練習でした。
やり直すのも時間がもったいないので、このままタペストリーの課題に移りました。
青いグラデーションの糸を1本どりにして刺しゅうしていきます。
練習はまっすぐ刺しゅうを進めていくだけでしたが、タペストリーでは曲線だらけの波を刺しゅうします。思っていたよりも難しく、最初のうちは何度かやり直すことに・・。特に「カンマ」みたいなかたちのところが難しかったです。
なんとか完成しましたが、まだ終わりではありません。波の周囲をバックステッチで囲うように刺しゅうしていきます。グラデーションの糸を使っているので、色をあわせながら刺しゅうしていくのが面倒です。
このバックステッチは単調で果てしない感じがしましたが、やっと完成です。テキストでは波の刺しゅうに4時間とありましたが、2時間10分で終わりました。
刺しゅうというより作業をしたような感じで、ちょっとグッタリ。このほかにもまだたくさん波のモチーフがあり、今後それを刺しゅうしていくのかと思うと、気持ちがちょっと沈みます(笑)。
波の次は、人魚姫が座っている大きな貝のモチーフへ。こちらはすべて刺しゅうせず、今号では一部だけです。
慣れているアウトラインステッチでの刺しゅうがほとんどだったので、ざくざく進めることができて楽しかったです。気分リフレッシュ(笑)。羽のように見えるところは、荒めのサテンステッチです。
最後は、ピンク色の糸で文字を刺しゅうします。使うのはウィップドバックステッチです。
ウィップドバックステッチは、春のタペストリーの時に習いました。バックステッチをしたら、その上から文字どおり、ムチを打つように文字を糸で巻きかがっていき、太い文字をつくります。
簡単ですし、できあがる太文字がかわいいので好きなステッチですが、今回は文字がちちょっと小さいので、mなどがうまくできなくてグチャッとした感じになってしまいました。が、自分的にはOKです!
人魚姫の貝と文字の刺しゅうには1時間55分かかりました。テキストの目安時間は1時間50分なので、ほぼ同じです。
次号ではとうとう人魚姫本体の刺しゅうをするみたいですが、 波の刺しゅうもあるようで・・。やらないと終わらないのでしょうがないですよね(笑)。