夜景もおすすめ!横浜のニュースポット「横浜ハンマーヘッド」
横浜のみなとみらいの新港地区に建設中だった、新港ふ頭客船ターミナルの施設の一部が10月31日にオープンしました。
この場所は「横浜ハンマーヘッド」という名前がついているのですが、31日にオープンしたのは、そのなかの「ハンマーヘッド ショップ&レストラン」という商業施設の部分のみです。事前情報では横浜初出店のお店も多く、オープンする日を楽しみにしていました。
みなとみらいの新港地区はどの最寄り駅からも10分以上歩く、ちょっと離れた場所です。やっと秋らしく、散歩するのにちょうど良い感じの気候になって来たので、さっそく横浜ハンマーヘッド見学に行ってみることにしました。
横浜ハンマーヘッドの商業施設は、建物の1階と2階部分のみで、それより上の階はホテルになっています。商業施設部分には、新港ふ頭客船ターミナルの正面入口から入って行くことができます。
1階の商業施設部分はあまり広くありませんでした。奥に、税関などが入るホールがあるからです。ホールは、寄港や出航がない時は扉が閉まっているようです。
横浜ハンマーヘッド ショップ&レストランは、思っていた以上に飲食店が多い商業施設でした。1階の左側にはスタバや伊藤園などカフェが3店、反対側は各地の有名ラーメン店が集まった、ラーメンのフードコートみたいになっていました。ここにはバーも併設されています。
エスカレーターで2階に上がると、ここもレストランやカフェがいっぱいです。横浜や鎌倉のスイーツ店などの、店舗とファクトリーが一緒になったタイプのお店もあります。
私が訪れた時に一番混んでいたのは、横浜の有名お土産菓子である「ありあけのハーバー」のショップでした。できたてのハーバーを買えるようです。
ハーバーは、洋菓子と和菓子がミックスされたようなスイーツで、なかは白あんがベースです。でも見た目はまったく洋菓子という、ちょっとユニークな横浜のお土産菓子です。アンクルトリスの作者、柳原良平さんのイラストが入ったパッケージも人気の秘密だと思います。
海に向いたレストランがいくつもあり、お天気の良い日はテラス席が気持ちよさそうです。2階は、外のデッキ部分(?)に出ることができ、ホテルが使用する場所以外は通行ができます。ここがとっても気持ち良かったです。
一番海側に行ってみると、横浜ハンマーヘッドの名前の由来になった、ハンマーヘッドクレーンが置かれています。大正時代に新港ふ頭を整備する時に置かれたのが、トンカチみたいなかたち(ハンマーヘッド)が特徴的なイギリス製クレーンだったのだそうです。
横浜ランドマークタワー側は、暗くなってくると夜景がキレイでした。こちら側にはレストランが集まっていましたが、とっても良い雰囲気で、皆さん楽しそうにお食事されていました。
駅からちょっと離れているためか、思っていたほど混雑していませんでしたが、あのあたりはカフェが少ないので、カフェがいっぱい入った商業施設のオープンはうれしい限りですです。
11月4日には、大型客船のダイヤモンド・プリンセス号が寄港し、客船ターミナルとしての機能もスタートします。
いつか、上階のホテルにも泊まってみたいです。部屋で海を眺めながらゴロゴロして、お腹が空いたら下にラーメンを食べに行く、と想像すると、楽しくなってきます(笑)。