デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第31号その2
「かわいい刺しゅう」第31号の前半、タペストリーの課題を終わらせました。
今回は久しぶりにサテンステッチの特訓をしたような数日でした(笑)。
取り組んだのは、前号から続く「キツネとブドウ」のモチーフです。前号では、キツネのボディの刺しゅう、ブドウのツル、ブドウの葉っぱのうち輪郭線だけ刺しゅうする数枚を終わらせました。
今号では、キツネの顔と、残りの葉っぱの刺しゅうをします。
まずはキツネの顔からです。鼻と目、そして片方の耳のなかだけなので、時間はかかりませんでした。
キツネ完成です。目は、最初はつり上がり過ぎてしまったので、やり直して、ほどよいつり目に。
キツネが終わったら、ブドウの葉っぱを刺しゅうしていきます。
残りの葉っぱはすべてサテンステッチです。それも、1枚の葉っぱのなかで数色の緑色の糸を使い、葉っぱにグラデーションがかかっているように見えるようにしていきます。
テキストの順番に従って、一番大きな葉っぱから刺しゅうしました。
サテンステッチは以前はかなり苦手だったのですが、もう何度も何度も刺しゅうしているうちに、苦手感が薄れてきました。一番苦手なロングアンドショートステッチのように、刺しゅう開始前に拒否感を覚える、ということはなくなったのは、うれしい進歩(?)です。
ただ、やはり、しばらくサテンステッチをしていないと、最初はどうもうまく刺しゅうできません。最初の葉っぱは何度かやり直しながら進み、なんとたった1枚に1時間もかかってしまいました。
糸を途中で変えながらなので、時間はちょっとかかってしまうのはしょうがないと思うのですが、それにしても1時間もかかってしまうとは。
残りの葉っぱの刺しゅうにどれだけ時間がかかってしまうのだろう・・、と思ったのですが、1枚完成後はサテンステッチの感覚を思い出してきて、そのあとに続けて刺しゅうした葉っぱにはそこまで時間がかかりませんでした。
でも、数日あけてまた取り組むと、また1枚目に時間がかかり・・みたいな感じになってしまいました。サテンステッチがすいすいできるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです(笑)。
サテンステッチする葉っぱは、大小合わせて計7枚。そのほかにかたちの違う、うんと小さい葉っぱが2枚です。
糸の色を変えながら刺しゅうするのは少し面倒でしたが、グラデーションになったできあがりがキレイで、完成した葉っぱが増えるとうれしくなってきます。
最後に青い糸で文字を刺しゅうしておしまいです。文字の部分は毎回とても小さく、本当に目が疲れます。1本どりで刺しゅうしますが、糸が布にこすれて切れないように注意が必要です。
かかった時間は、4時間30分ほど。テキストに載っている目安時間は4時間25分なので、ほぼ同じくらいの時間で終わらせることができました。なお、ブドウの実は先の号で刺しゅうします。
これで夏のタペストリーの下半分ができあがりました。
ここまでは、(自分的には)よくできているので、上半分もこの調子で進めることができたらいいな、と思っています。