デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第24号その2
「かわいい刺しゅう」第24号のタペストリーの課題に手をつけ始めました。
今号から取り組むのは「はだかの王様」の図案です。登場人物は王様と5人の家来で、今号では前後にいる4人の家来の刺しゅうを途中まで進めます。
テキストの写真を見ると、すでに刺しゅうを終えている「アリとキリギリス」同様、だれもがとてもカラフルです。そしてカラフルだということは、糸を何度も変えるということになり、そしてそれは、また時間がかかるということです。(それはテキストの目安時間でわかってはいるのですが)
まず取り組んだのは、白と緑のシマシマ帽子をかぶった家来2人です。色づかいが同じなので、1人づつ仕上げていくのではなく、「足」「足」、「ズボン」「ズボン」、と、パーツごとに刺しゅうしていきます。
下半身からスタートし、足、ズボンと刺しゅうしたら、次はピンクの上着を刺しゅうします。すべてサテンステッチで、ステッチの良い練習になりました。
オレンジのパンツのサテンステッチはちょっと揃っていませんが、このくらいならば気にせず先に進みます。緑のベルトはアウトラインステッチです。
ピンクの服のあとは襟をブランケットステッチで刺しゅうして、テキストではここで休憩ポイントが設けられています。ここまで来たら集中力が切れていて早く終わらせたいモードとなり、できあがってみたらブランケットステッチの間隔が開きすぎてちょっとスカスカに。
テキストでは間隔がもっとみっちりしていてはっきりと襟が見えますが、ここだけ糸が1本どりということもあり、私が刺しゅうした襟は薄くてちょっと目立ちません。
ほかのパーツを刺しゅうしてバランスを見てからまた考えようと、やり直すことなく終わらせました。
次は顔をサテンステッチ、髪の毛は、右側の家来はサテンステッチのストレートヘアですが、左側の家来はカーリーヘアです。これはフレンチノットステッチをいくつも刺して作ってあります。
この髪の毛はテキストの写真を見てもかわいいのですが、実際に刺しゅうしてみてもなかなかかわいいです。ただ、図案よりもはみ出てうしろに盛り上がってしまいました。でも、これはこれでかわいいのでスルーします(笑)。
帽子を白と緑の2色で刺しゅうしたら、今号で仕上げることになっているこの2人の最後のパーツ、腕の刺しゅうをします。
写真を見た感じでは、芯入りサテンステッチかな?と思ったのですが、この前新しく習ったバリオンステッチで刺しゅうすることになっていました。例の、なんだかイモムシ風に見えるステッチです。
サテンステッチでやってしまっても良いのでは?と思ったのですが、せっかくバリオンステッチでやってください、となっているので、そのままバリオンステッチで刺しゅうすることにしました。
上腕、下腕を分けてバリオンステッチするのですが、長さがあるので、ぐらつかないように途中を糸で止めます。この時にちょっときつく止めすぎたか、まっすぐだったバリオンステッチが曲がってしまいました。
何ヶ所も糸で止めて調節したのですが、なかなかうまくできず、サテンステッチでやったほうが早かったかなー、とちょっと思ってしまいました。
できた!と思ったら、左の家来の腕のバリオンステッチを長くやりすぎていたことが判明。やり直して、この2人の家来の、今号で終わらせておく刺しゅう部分は完成しました。
糸を何度も取り替えると時間がかかる、とブツブツ書きましたが、終わってみると、いろいろな色を使った刺しゅうはとてもキレイで、やって良かった、と思えます(笑)。
襟はやっぱり、ほかのパーツと比べると印象がとても薄いです。でも今回はとりあえずこのままにしておきます。
しばらく休憩して、次は、先頭と最後にいる家来の刺しゅうをスタートします。その「しばらく休憩して」の期間が長くならなければ良いのですが(笑)。