デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第23号その2
「かわいい刺しゅう」第23号のタペストリーの課題をやっと終わらせました。正確には、新しくスタートしている夏のタペストリーの課題を終わらせた、です。
春のタペストリーの「おやゆび姫」の手袋部分の刺しゅうも23号ですることになっていましたが、ここまでたどり着けず。春のタペストリーは、ほかにもやっていないところがあるので、とても中途半端な状態です。
なかなか手を出さないのは、ほかにもすることがあるせいもありますが、タペストリーが完成してもその先どうするかまだ決まっていないせいもあります。
さて、23号のタペストリー課題の残りは、前回から続く「アリとキリギリス」の刺しゅうです。
今回は刺しゅうを始める前に、新しいステッチを習います。習うステッチは「バリオンステッチ」です。
針に糸を何重にも巻きつけたあと、針を引き抜いてイモムシ的なかたちを作ります。むかし、バラの刺しゅうが入った何かを見たことがありますが、たぶんこのバリオンステッチをぐるぐる重ねるようにして刺しゅうしてあったのでは、と思います。
最初は要領を得なくてもたもたしていましたが、一度わかったらその後はもう大丈夫でした。このバリオンステッチを練習したあと、丸いかたちにする「バリオンノット」やバリオンノットの中央をとめて固定する「バリオンデイジーステッチ」を練習しました。
次に取りかかるのは、キリギリス上部にある文字です。小さい!針と比べてみてください(笑)。刺しゅう糸1本どりで、バックステッチやストレートステッチなどを使って刺しゅうします。
その後はキリギリスの刺しゅうに戻ります。
キリギリスも、とにかくパーツが細かいです。刺しゅうを始めると、どこまで刺していいのかわからなくなってしまいます。今回はピンクのスカーフと帽子の飾りの刺しゅうからスタートです。ほとんどはサテンステッチで刺しゅうしていきます。
次は難関(?)のバイオリンです。小さい上になんだかかたちがよくわからない・・。図案はしっかり印刷されていますが、刺しゅうを始めるとどこをどう刺していくのかよくわからなくなってしまいます。
テキストに拡大写真が何枚も載っていたので助かりました。それをじっくり見ながら、刺すところを間違えないよう、慎重にサテンステッチをしていきました。
間違えずにちゃんと刺しゅうできましたが、バイオリンだかなんだかよくわからず(笑)。バイオリンの先のところは、今回習ったバリオンデイジーステッチで刺しゅうしてあります。
ここまでできたら、腕の刺しゅうをします。腕の刺しゅうをすると、これが何かよくわかってくる感じです。
次は顔や帽子の輪郭をアウトラインステッチでぐるりと刺しゅうしていくのですが、それをしなくてもいい感じに見えます。アウトラインステッチをするとしつこい感じにあんるんじゃないのかな、とも思いましたが、何か理由があるのあろうな、と思い、テキストどおりに進めました。
輪郭線のあとは、触角や顔の刺しゅうをします。バイオリンの弓は今回刺しゅうしないみたいなので、キリギリスの部分はこれで完成です。
最後はキリギリスの周囲にある音符を3つ刺しゅうしておしまいです。
バリオンステッチとストレートステッチ、そしてバリオンデイジーステッチで仕上げます。
完成しました!
やっぱり、顔と帽子のアウトラインステッチはいらないんじゃ、と思えるのですが、この部分はほかの部分の図案と比べると小さいので、このくらいハデで目立つようにしておかないとだめなのかもしれません。
かかった時間は、文字に45分、そのほかに2時間でした。テキストでは文字40分、そのほかが1時間50分が目安時間となっているので、まあまあのスピードで課題をこなせました。
少し蒸し暑いなかで刺しゅうしたせいもあり、細かい刺しゅうに久々にちょっとイライラしながら作業を進めてしてしまいました。癒やしの時間になるはずが、ダメですね(笑)。でも夏はやっぱり、手芸はちょっとつらいかも、です。