デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第22号その3
本当だったら、今ごろはこの前の火曜日に発売となった「かわいい刺しゅう」第23号の課題をやっているはずですが、タペストリー課題にしばらく手をつけていなかったので、遅れが出ています。
先週の数日を使って、まず、第22号で終わらせておくべきタペストリーの刺しゅうを仕上げました。
第22号から、新しいタペストリー「夏」の制作がスタートしました。「春」と同じく、このタペストリーにも童話の世界がいろいろ描かれています。
一番最初に刺しゅうするのは、布の下のほうにある「アリとキリギリス」の図案です。楽しそうにバイオリンを弾くキリギリスを、3匹の荷物を背負ったアリが眺めています。
まずはアリ3匹の刺しゅうからスタートです。ボディと頭をグレーの糸でサテンステッチします。ボディにはあとで模様を入れるので、そのスペースを少し空けておく、とテキストにありますが、アリの全長は約1.5センチと小さいので、そこまで工夫が出来ず、すき間なくサテンステッチしてしまいました。
サイズと色のせいか、最初はすごく虫っぽくて、ちょっと「・・」だったのですが、荷物を刺しゅうして、ボディの模様や手足、そして目を入れていくにつれ、かわいい刺しゅうのアリたちになりました。
久しぶりのフランス刺しゅうのせいか、刺しゅうが楽しくそして集中力もあり、サテンステッチは苦手なのに、けっこうキレイに出来ました。
アリの刺しゅうが終わったら、次はキリギリスが座っている切り株です。アウトラインフィリングステッチで、2色の茶色の糸を使って刺しゅうします。
切り株の次は、脚、ズボン、ジャケットと進みます。面を埋めるところはサテンステッチで、そのほかはバックステッチです。
脚、ズボン、ジャケット、と書きましたが、このキリギリスは小さいのにとてもカラフルで、どこがなに、というのがよくわかりません(笑)。もしかしたら、脚はブーツで、ズボンが素足かも、です。ジャケットと思ったところは、テキストを見たら「羽」と書いてありました。
次は、更になんだかよくわからない部分を薄い緑色でサテンステッチしました。テキストによると「胸」とのこと。図案が小さい上にかたちも変わっているので、刺しゅうする場所を間違えそうで、何度もテキストの写真を見て確認してしまいました。
最後は顔と帽子をまたサテンステッチで刺しゅうします。顔は2色使って、この時点ではなんだか仮面みたいです。
第22号で終わらせておくタペストリーの課題はここまでです。かかった時間は、ちょうど3時間。テキストに載っている目安時間よりも少しだけ早く終わらせることができました。
「春」のタペストリーの残り部分にはまだ手をつけていませんが、これで第23号の課題に追いつきました。第24号の発売までに「アリとキリギリス」の刺しゅうをすべて終わらせる予定です。