横浜「港の見える丘公園」のローズガーデンに行ってみた
山手の丘の上にある「港の見える丘公園」は、横浜の有名な観光スポットの1つです。最近はみなとみらいに観光客を奪われている感じになっていますが、山手のあたりもまだまだ横浜の人気観光エリアです。
港の見える丘公園からはその名のとおり、横浜港を見渡すことができますが、正面向かって右側は「ローズガーデン」になっています。ちなみにバラは横浜の市の花です。バラのシーズンは春と秋の2回とのことですが、しばらく前に、春のシーズン真っ盛りのローズガーデンに行ってみました。
以前は坂を登って行かなくてはならなかった港の見える丘公園ですが、今はみなとみらい線の「元町・中華街駅」の元町寄りの改札を出た右側にあるエスカレーターやエレベーターで、坂の上の方まで行くことができます。到着した先は「アメリカ山公園」という場所なので、そこを突っ切り、少し坂を登って道路に出たら左に進み、横断歩道を渡った先が、港の見える丘公園です。
港の見える丘公園のなかに入って右側が、ローズガーデンとなっています。ローズガーデンはかなり広く、「香りの庭」「イングリッシュローズの庭」「バラとカスケードの庭」の3つに分かれています。区切りはありませんが、なんとなく雰囲気が違うので、訪れてみると3つの違いがわかると思います。
こちらで載せている画像は少し前のものです。横浜市のホームページで現在のバラの咲き具合を調べてみましたが、バラに関しては最盛期が過ぎたとのこと。でもローズガーデンに咲いていたのはバラだけではなく、そのほかにもさまざまなお花が植えられていました。通常バラの見頃は6月初旬あたりまでらしいですが、まだ美しい庭園の風景を楽しめると思います。
港の見える丘公園を訪れた日はお天気が良く、ローズガーデンは本当にとても美しかったです。午前中でしたが、すでに多くの方たちが絵を描きにやってきていました。そうなんです、港の見える丘公園のローズガーデンは絵になるところ。なぜならば、、、
ローズガーデンのそばには横浜らしいおしゃれな洋館が2つあり、その洋館をバックに絵を描いたり、写真を撮ったりすることができるからです。
港の見える丘公園のメインエントランスから入って最初にあるのが「イギリス館」、奥にあるのが「111番館」といいます。111番館は、公園のはじのほうにあって、隣の一般の建物が近いため、上手に写真を撮らないとその現代風の建物も一緒に写真に収まってしまうので注意が必要です。
逆にそばになにもなくて花と洋館のおしゃれな写真が撮りやすいのがイギリス館です。手前にベンチがあり、そこに座って写真を撮るのも人気のようでした。
バラだけでなく、きれいなお花にも囲まれることができる、港の見える丘公園のローズガーデン。もう少しで春のバラシーズンも終わるので、機会があればぜひ訪れてみてください。入場料金はかかりません。
なお港の見える丘公園へは、JR桜木町駅前のバスターミナルなどからバスを使ってもアクセスできます。