してみたブログ

買ってみた、使ってみた、食べてみた、などなど、日々の「してみた」について綴ります。

デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第15号その3

 

「かわいい刺しゅう」第15号の後半課題の雑貨小物制作は、3号にまたがって作ってきた「こぎん刺しのポットマット」の仕上げです。第14号の課題だったけれど終わらせることができなかったこぎん刺しの布1枚もこの2週間のうちに完成させました。

 

第13号で刺しゅうした小さいほうの布のこぎん刺しの模様とは違い、今回取り組んだのは刺しゅうしていくと徐々に大きな模様が現れてくるタイプでした。「裏うろこの花つなぎ流れ」という模様なんだそうです。

 

1つの模様が大きいので、正体(?)が現れてくるまでに時間がかかりましたが、大きい模様だけにできあがってみると美しく、優雅な感じがします。

 

模様が複雑に思えたので始める前はちょっと憂鬱だったのですが、ほとんどは3目と5目の組み合わせの繰り返しでわかりやすく、テキストの図案の仕上げた段に印をつけてどこまでやったかを把握していれば、それほど大変ではなかったです。

 

 

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こぎん刺しにかかった時間は約9時間30分。テキストの目安時間は10時間だったので、少し早くできました。今回はできあがり線まで刺しゅうしたらストップしたので、前回のように時間と糸のロスはありません。

 

先に作った小さいほうのこぎん刺しは刺しゅう糸3本どりだったのですが、今回は2本どり。なので2枚を比べるとこちらは色が薄いです。 

 

こぎん刺しが2枚完成したので、いよいよポットマットに仕立てていきます!

 

まず、表面から。4枚の布をパッチワークして、1枚の布にします。簡単だと思っていたらかなり時間がかかってしまいました。

 

チャコペンで布の裏面に引いたできあがり線同士を縫い合わせていけばいいことじゃないか、なのですが、こぎん刺しの布は表面にできあがり線があるので、それが難しい!

 

縫しろが4枚の布すべて同じ幅で取れているのならばそれでも問題ないのですが、キットでついてきた布の大きさがちょっと小さかったり、また、自分でカットした時に縫しろの幅を適当にしてしまったことなどにより、縫しろの幅が狭くなってしまっているところもあります。

 

一辺の最初と最後だけをまち針で留める、という、テキストに載っていたまち針の刺し方で布の縫い合わせをしたら、なんと途中がずいぶんずれてしまい、やり直すことに。

 

どうもやりづらいので、邪道ですが、できあがり線の上をざっくりとなみ縫いしてできあがり線同士がずれないようにし、で、その上を丁寧に本返し縫いしていくことにしました。

 

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2枚づつ縫い合わせて、アイロンをかけたところです。こぎん刺し側の布の裏面にはできあがり線がないのを見ていただけると思います。なんとこれだけのことに1時間30分も使ってしまいました。

 

できあがったこの2枚を更に縫い合わせて、1枚の布にします。

 

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またなみ縫い作戦で制作したのでやり直しはなく、アイロンかけも合わせて45分でできました。これで表面の布が完成です。

 

ポットマットの裏面は茶色い布。必要分カットした残りで引っかけ用のループを作ります。最後にひっくり返した時に出てくるように、茶色い布のてっぺんに留めておきます。

 

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この茶色い布に縫いつけるかたちでキルト綿を仕込んだら、4辺を本返し縫いでぐるりと縫って、内側を外側にひっくり返せば完成です!パッチワークの時と同じく、できあがり線の上をざっくりとなみ縫いして、ずれてこないようにしてから本返し縫いをしました。

 

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 完成しました!あとはアイロンをかければおしまいです。

こぎん刺しがハードだったので、できあがったらお店で5000円くらいで売られているような商品に見えるんじゃないか、と思っていたのですが、小さめということもあり、3500円くらいに見えます(笑)。

 

完成してみると、大きいほうのこぎん刺しの色が薄いのがさらに目立ちます。テキストの写真では色は濃くみえるのですが。なにか理由があるのかもですが、こちらも3本どりで刺しゅうしたほうが色がはっきりして、できあがりがより良い感じになったんじゃと思います。

 

ポットマットに仕立てる作業にかかった時間は、4時間30分。テキストの目安時間は2時間30分だったので、ずいぶんオーバーしてしまいました。

 

今回は作り出す前に、プレゼントしようと思う人に「できたらあげる」と伝えてしまってあったので、うまくできなかったらまずい・・と、若干プレッシャーがありました。今後は先に伝えるのはやめるようにしたいと思います(笑)。