デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第8号その3
「かわいい刺しゅう」第8号のタペストリー課題の半分を終え、あとは本のなかの文字を刺しゅうしていくのですが、先日アヒル周辺の3行だけやってみたら、2時間近くかかってしまいました。
これはとても時間がかかりそうだ・・と覚悟し、文字はすき間時間にちょっとづつ進めればいいか、と思うようになりました。
そこで今回は先に雑貨課題を終わらせてしまうことにしました。
「ネコのがま口ポーチ」を完成させます。
刺しゅう部分は、銀色の糸で刺しゅうする箇所がちょっとだけ残っていました。ヒゲとマユゲ(?)と、バックの星のいくつかです。
銀色の刺しゅう糸はキラキラしてとてもキレイです。でも一般的な刺しゅう糸とは材質が違うので、サラサラしていてなんとなく弾力もあり、扱いがちょっと難しかったです。
刺しゅうが完成したので、がま口のかたちに布をカットします。第8号のキットでついてきていた、裏用のカラシ色の布も同じくカットしました。
布をカットしたら、下半分の周囲を半返し縫いで縫って行きます。テキストに半返し縫いのやり方が丁寧に載っていましたが、 ここはひっくり返すからどんな縫い方でも大丈夫だろう、と自己流の半返し縫い風の縫い方で縫ってしまいました。
ひたすら縫うだけだからそんなに時間はかからないだろう、と思っていたら、なんと1時間もかかってしまいました。
次は裏用の布。底部分に穴を作っておきます。
ここは左右合わせて1時間弱でした。
次は、表用の布と裏用の布の上部を縫い合わせて、1つの大きな袋みたいなものを作ります。この上部の縫い合わせは20分くらいかかりました。
裏用の布の下部に開けておいた穴から全体をひっくり返すと、表面が現れます。
裏用の布の穴を縫ってふさいで、がま口の本体部分が完成しました。
布がひきつれていたネコの周囲を重点的にアイロンがけしてみましたが、やはりどうしてもひきつれシワは残ってしまいました。でも、そんなに目立っていないので良しとします!
がま口は以前にも作ってみたことがありますが、その時は上の部分に穴を開けるなど、今回とは違った作り方でした。今回のやり方のほうがずっと簡単でしたし、キレイにできあがりました。
さて!いよいよがま口に仕立てていきます。
口金を上手にはめこむことができたためしがなく、苦手意識満々です(笑)。
テキストの「用意するもの」欄に、クラフトボンドとありましたが、口金のなかにボンドを塗らなくてはならないので、口が細い容器のもの、と一言書いてあればよかったのではと思います。私は以前使ったものを持っていました。
あと、布を口金にはめ込む時にボンドがあふれてしまう時があります。なので、ティッシュなどを用意しておくのがおすすめ、といったことも書いてあったらよかったと思います。
片方の口金の内側にボンドを塗り、そこに布袋の上部の片側をはめ込みます。それを目打ちで押し込むのですが、ボンドがゆるくてすぐ抜けてしまい、慌てることに。
うまくおさまったら、紙ひもをすき間に押し込んでいきます。
ボンドが乾いたら、もう片方のはめ込み作業を行います。
実は、出来た!と思ったら、目打ちで押し込んだ時に袋の中心がずれてしまったようで、袋の左右の、口の付け根部分のバランスがずいぶん違ってしまっていました。
まだボンドが完全に乾いていなかったので、急いではがして、半乾きのボンドにまみれた袋と紙ひもをまたはめ込むことに。
先に作業した片側がまだ完全に乾いてなかった時点でもう半分の作業を行ったので、両側をやり直すということができました。 ラッキーでした。
やり直しをする時には、「もうキレイにできあがらないかも・・」とすごくがっかりしてしまったのですが、無事に完成しました!
あとは、口金の左右をペンチで軽くはさんでつぶしておしまいです。
がま口制作用の平ペンチというものがあり、テキストではそれを使うことをすすめていますが、今回だけのために購入するのはなんなので、口金に傷をつけないよう注意しながら、普通のペンチを使おうと思っています。
口金の周囲は表も裏もはみ出たボンドだらけ。あとでお湯で湿らせたティッシュで拭き取って、完全に完成です!