デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第6号その6
「かわいい刺しゅう」第6号の後半、雑貨小物課題の「こぎん刺し」。第5号で刺しゅうが終っているので、今回は小物に仕上げて完成させます。
まずは刺しゅうをした丸いかたちを、周囲に2センチの余白をとってカットします。
これは刺しゅう面の裏側です。
第6号のキットとしてついてきたフェルトも、テキストの指示に従い、円形にカットしておきます。
布地の周囲を手縫い糸でぐし縫いする、とテキストにありますが、手元に以前キットでついてきた白い手縫い糸がなかったので、もともと自分が持っていた茶色い手縫い糸でぐし縫いしました。
プラスチックでできたドーム型のつつみボタンを真ん中に置いて、引きしぼります。
テキストの写真よりも引きしぼり感が強く見えますが、これで大丈夫です。
なんと売り物のようなクオリティの高さの小物が出来上がりました。
大きさは直径5センチです。
つつみボタンの表面に1枚フェルトを貼っているので、刺しゅう面を手で触ってもプラスチックの硬さがダイレクトに伝わってくることなく、「ひと手間かけて作った」感があります。
本来ならば、このあと裏側に金具とゴムバンドをつけて、手帳などをまとめておけるホルダーに仕上げるのですが、今号のテキストに載っていたアレンジのアイディアの1つである「ブローチ」にしてみようと思いました。
以前、おしゃれコーデのインスタグラムでこぎん刺しのブローチをつけている人を見たことがあり、それがとても素敵だったのです。
キットでついてきていた金具とゴムは無駄になってしまいましたが、自分でユザワヤでピンを購入。4つ入りで105円でした。
まだ金具に使える接着剤を買ってきていないので、ピンは乗せてあるだけです。
今回の作業でかかった時間は約1時間でした。「かわいい刺しゅう」第6号は、タペストリー課題だけでなく、雑貨小物課題も時間がかからなかったので、楽ちんでした。
それにしても、こんな本格的な小物が作れるとは思っていませんでした。細かい目の布に刺しゅうしたからこその、このクオリティ。刺しゅうを始めた時に「細かい!」と文句をいってすみませんでした(笑)。
第6号には、ほか2種類のこぎん刺しの図案がオマケでついていました。「かわいい刺しゅう」の第5号と第6号のカバー写真に載っている、黄色と水色のものです。
こぎん刺しは黄色で刺しゅうすると北欧雑貨っぽくなるとか。確かにそんな感じで、とてもおしゃれです。
こぎん刺しのブローチはプレゼントしても喜ばれそうなので、自分で布やつつみボタンを買ってきて、ほかの模様にもチャレンジしてみたいと思っています。