デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第6号その2
「かわいい刺しゅう」第6号のタペストリー課題に入る前に、新しいステッチを4つ練習します。
再び登場の、練習用布。
今回は右上の「バックステッチ」、そのまま下に移ったところにある「ストレートステッチ」、そして一番下の左右にある「ホルベインステッチ 1」と「ホルベインステッチ 2」を練習します。
まずは「バックステッチ」から。
布の裏側で一歩進み、布の表側で一歩戻るようにして刺しゅうを進めていく、バックステッチという名前が腑に落ちるステッチです。
簡単そう、と思って始めたら、意外に目の大きさが揃わずキレイに刺しゅうが進みません。
また、戻ってきたところにある目に針を入れて、ステッチをつなげていかなくてははならないのに、どうもちょっと手前で針を入れてしまい、ステッチとステッチに隙間ができてしまったり。もちろんやり直しです。
下の画像では、3つ目のステッチと4つ目のステッチの隙間が出来てしまっています。
何度かやり直しをして、完成です。
隙間ができないようにして完成したつもりでしたが、よく見てみるといくつか隙間が。本番は、目の大きさを揃えることと共に、注意したいと思います。
次は「ストレートステッチ」です。
これは日本語で言うところの、波縫いでしょうか。見た目どおり、簡単です。
次は「「ホルベインステッチ 」の1のほうです。
ホルベインステッチ は初めて聞く名前ですが、一方方向に刺しゅうを進めて、で、はじまで行ったら戻ってくる感じで刺しゅうを進めて、1つの模様を完成させるステッチ??
まずは右から左へ。
先に練習したストレートステッチと同じです。次は逆方向に戻り、残りの図案を埋めていきます。
テキストによると、タペストリーでの本番では、ステッチとステッチの隙間は開かないそうで。
それだったら、バックステッチと同じではないか、と思ったのですが、ホルベインステッチのほうが布の裏側の糸の厚みがスッキリしているそうです。
比べてみると、確かにそうでした。
バックステッチの裏側。アウトラインステッチみたいに、刺しゅうに「盛り感」があります。
こちらはホルベインステッチの裏側。画像でははっきりわかりませんが、バックステッチの裏と比べると、ただ糸を渡してあるだけのように見え、かなりスッキリしています。
最後は「ホルベインステッチ 」の2です。凸凹模様を刺しゅうします。
まずは、縦線だけを右から左に。
次は横線を左から右に進んで完成です。
こちらも、むりやりバックステッチで刺しゅうできるのでは、と思いますが、やっぱり裏側がモリモリした感じになってしまうのでしょうね。
ちなみに裏はこんな感じです。
玉止めしてあるところを無視すれば、表側とほぼ同じでキレイな感じです。
今回の練習にかかった時間は約35分でした。
次回からはお城の刺しゅうにとりかかります!第6号ではお城の半分くらいを仕上げるみたいです。