デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第15号その2
「かわいい刺しゅう」第15号のタペストリーの課題を終らせました。
今回からはタペストリーの左下の図案、「おやゆび姫」にとりかかります。
第15号で刺しゅうするのは、おやゆび姫の下の、葉っぱとリボンのところだけです。テキストに載っている目安時間も短めですし、出来上がり写真を見た感じではラインのステッチだけで簡単そうです。
まずは葉っぱと茎から。2色の緑の刺しゅう糸を使って、アウトラインステッチをしていきます。アウトラインステッチは、このタペストリーのなかで一番多く使ってきたステッチ。刺しゅうする箇所は多くても、もうすっかり慣れっこで、すいすい進みます。
葉っぱと茎で1時間30分かかりました。
次はリボン。赤い糸を使って、またアウトラインステッチしていきますが、葉っぱのような真っすぐの線ではないので、ちょっとだけ手間がかかりました。
いつもだったらこれで完成なのですが、今回はこのアウトラインステッチにひと手間加えます。出来上がったアウトラインステッチにぐるぐると糸を巻きつけるようにしていきます。
この、アウトラインステッチから巻きつけまでを、ウィップドアウトラインステッチというのだそうです。
調べてはいませんが、ウィップドのウィップは、英語の「ムチを打つ」のwhipのことだと思います。アウトラインステッチの目が重なるところに、斜めになるような感じで糸を巻きつけていきますが、そういわれれば「ムチ」のような・・。
糸を巻きつけることによって刺しゅうした線が太くなりますが、見た感じはムチというよりもロープみたいに見えます。
アウトラインステッチの目が重なるところに糸を巻きつけようと思っても、赤の色が濃くて、元々のステッチの色と巻きつける糸の色が混ざってしまいよく見えません。なのでその辺りは適当に・・。
完成です。
この画像ではそんなに目立ちませんが、実物はなかなか線が盛り上がっていてインパクトがある感じです。
最後はリボンのなかの文字の刺しゅうです。まずはバックステッチで普通に刺しゅうをします。
そしてこちらも、先ほどのように糸を巻きつけていきます。この一連の流れは、ウィップドバックステッチというのだそうです。
文字の大きさが小さいうえに、バックステッチの目を細かくしすぎてしまった箇所もあって、糸を巻きつけていく行程はちょっとだけ大変でした。
完成。粘土アニメで出てくる粘土で作った文字みたいに感じに見えます。なかなか可愛いです。
赤を多く使ったので、今のところ、タペストリーのなかでここだけすごく目立っています。リボンと文字で2時間使ったので、今回は全部で3時間30分かかりました。
テキストの目安時間は3時間20分だったので、ほぼ同じ時間です。最近は目安時間と同じくらいの所要時間で課題を完成させることができる時が多くなってきました。急いでやっているということもないので、この数カ月で知らないうちにずいぶん慣れてきたのだな、と嬉しく思います!