デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第14号その2
「かわいい刺しゅう」第14号の前半課題、タペストリーの制作を進めました。今回取り組んだのは13号の続きの「ハーメルンの笛吹き男」です。笛吹き男を完成させ、そして引き連れている子供5人の刺しゅうも完成しました。
まずは笛吹き男の続きからスタートです。
腰の帯はアウトラインフィリングステッチで。靴はサテンステッチです。
帽子はサテンステッチ、帽子のつばはアウトラインフィリングステッチ、羽はストレートステッチです。羽の部分は、刺しながら、テキストの写真みたいにちゃんと羽のかたちに見えるようになるのか?と思いましたが、実際やってみたらちゃんと羽になりました。
笛と手をサテンステッチやアウトラインステッチ、ストレートステッチで刺しゅうしたら、顔に表情をつけ、そしてフレンチノットステッチでボタンをつけて完成です。鼻に使った糸はピンク色で、実際にはあまり目立たないのですが、この画像を見るとちゃんと鼻があって安心しました。
今回取り組んだ笛吹き男の続きの刺しゅうには、約1時間40分かかりました。テキストの目安時間は1時間30分なので、ほぼ時間どおりに完成です。
サテンステッチに苦手意識がある私としては、なかなかうまくできたと思える笛吹き男。いい気分で、子供5人に取りかかりました。
最初に刺しゅうしたのは、列の2番目にいる女の子です。
スカートのサテンステッチがとてもキレイにできて嬉しかったです。エプロンのチェーンステッチは久々だったのでやり方を忘れてしまい、過去のテキストのなかからやり方を探すことに。とても細かいチェーンステッチですが、できあがりはちゃんとエプロンに見えてなかなかかわいいです。
次は先頭の男の子。
この男の子も、サテンステッチがなかなかうまくできて満足です。
最後は残り3人のちびっこたち。先の2人の子供も小さいですが、この3人は更に小さくなります。一番小さい子は、全長1.5ミリもありません。
やはり小さくなるとやりづらいところもあり、サテンステッチを何度かやり直したところもありました。でも、思っていたよりもキレイにできあがりました。
右の緑の男の子と女の子は小さすぎるためか、テキストでは顔を刺すのは省略されていましたが、せっかくなので青い男の子と同じく、目だけは刺しゅうしてみました。目を入れて正解、かわいいです!
子供5人にかかった時間は、約4時間50分。テキストの目安時間は4時間30分です。途中でやり直しをしたところがあることを考えれば、この子供たちもテキストの目安時間とほぼ同じくらいで完成することができました。
第13号の課題でもタペストリーの課題はテキストの目安時間と同じだったので、だんだん早く刺しゅうできるようになって来たのかな?と、ちょっとうれしく思います。
「ハーメルンの笛吹き男」のパートでは、苦手意識のあるサテンステッチをとても多く使いました。うまくできるかな、と思っていましたが、想像以上にキレイに刺しゅうできて満足です。ただ、サテンステッチをしすぎて、芯入りサテンステッチじゃないのに刺しゅうした場所がすごく盛り上がってしまっているところも多いです。
今後も課題をとおして更にサテンステッチに慣れていけば、「隙間ないように埋めなければ!」と神経質にならず、平らな感じにサテンステッチができるようになるのでは、と思っています。
カラフルな6人が加わって、タペストリーが更に華やかになりました。
次回のタペストリー課題は、左下のはじにいる「おやゆび姫」に取り組みます!