デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第12号その2
「かわいい刺しゅう」第12号の前半の課題であるタペストリー制作では、まず「オオカミと7匹の子ヤギ」のオオカミの刺しゅうに取り組みます。
オオカミの刺しゅうは、ほとんどをアウトラインステッチで輪郭線をふち取る感じで刺しゅうしていきます。テキストに従い、まずは顔とおなかの輪郭から。
ボディは、色の濃い茶色と薄い茶色の糸を合わせた2本取りで、やはりアウトラインステッチで刺しゅうしていきます。
毛並みの模様はストレートステッチで。そして手足は白い糸のサテンステッチです。
幅が狭いところのサテンステッチはどうも苦手て、前に出ている足は失敗してやり直しました。やり直しても、やっぱりがちゃがちゃした感じになってしまいました。
包帯を巻いたみたいな手足でしたが、爪の模様を入れると一気に「動物の手足」に見えてくるのが面白いです。
最後は顔。まずは舌をアウトラインフィリングステッチで刺しゅうして、それから白い糸のストレートステッチで歯を刺しゅうしていきます。
目と耳のなかはストレートステッチ、鼻はサテンステッチです。顔の刺しゅうはどこも細かくて、でも顔だからできるだけキレイに仕上げたく、より丁寧に取り組みました。
鼻の周囲に点々を3つ刺しゅうするようテキストに載っていましたが、布地には図案プリントが載っていなかったです。薄い色の糸で刺しゅうする目立たない箇所なので、点々はなくてもいいかな、と思ったのですが、一応入れてみました。
オオカミの刺しゅうにかかった時間は2時間10分。テキストの目安時間は1時間なので倍近くかかってしまいました。
タペストリー課題の残りは、この前半分以上終らせている本のページの線の刺しゅうです。アウトラインステッチで、色の薄いグレーの糸1本を使ってこつこつ進めます。
前にやった時はボリュームが多かったので大変だったのですが、今回は残り部分だけなのでそんなに量も多くなく、テキストの目安時間を同じ50分で終らせることができました。
「かわいい刺しゅう」第12号のタペストリー課題、完了です。
同じく輪郭線で仕上げたドラゴンと違って、色が地味なオオカミはスカスカ感があります。でも、タペストリーが完成して全体を見るときっと、みっちり刺しゅうしたパートとスカスカ感のあるパートのバランスが良い感じに見えるのだろうな、と想像できます。
次回はタペストリーの右上の笛吹き男に取り組むそうです。予告写真を見るとすごくたくさん色を使ってカラフルです。色を何度も変えて大変そうですが、できあがりを楽しみにしながら刺しゅうができそうです。