デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第22号その2
かわいい刺しゅう第22号の課題ですが、いつもは前半のタペストリーから始めるのですが、後半の雑貨小物課題を以前から進めていたので、今回はこのまま続けて、雑貨小物を先に仕上げました。
前々号、前号から続いていたのは「ラメ入りの糸で作るビスコーニュ」です。テキストどおりならば、前号までで刺しゅう部分は終えて、今号では仕上げをするだけだったのですが、刺しゅうが全然終わっていなかったので、週末にちょっとがんばってまず刺しゅうを終わらせました。
2枚目の布の刺しゅうは面を埋めていって白い雪模様を浮き上がらせるので、時間がかかります。小さい三角部分1つで約1時間なので、できあがるまでに約4時間かかりました。下の画像は三角2つ分なので約2時間かかっています。
1つのモチーフができあがりましたが、まだ完成ではありません。次はこの周囲にも三角部分を4つ刺しゅうしていきます。本当に時間がかかりますが、キラキラしたなかからだんだん模様が出て来るのが楽しく、ツラい!と思うことはなかったです。
ただ、布がちょっと硬いため、ふわふわしている糸が周囲に引っかかりやすく、その辺りは注意しながら丁寧に作業しました。
2枚目の布の刺しゅうが完成です!約8時間の力作(笑)!画像では全然わかりませんが、チラチラとラメ糸が光っていて、とってもキレイです。
2枚の布が完成!
仕上げの準備として、それぞれの刺しゅう部分の周りにバックステッチをしていきます。あとで2枚を縫い合わせていく時にバックステッチ部分をかがっていくからです。各25分かかりました。
かがり合わせる前に、タッセルを作りました。タッセルはつけてもつけなくても良いのですが、あった方がきっとかわいいし、また、タッセルの作り方も知りたくて、作ってみることにしました。
刺しゅう糸1つ全部使ってタッセルを作ります。こんなタコみたいな感じですが・・
完成すればキレイなタッセルに。20分で作れました。刺しゅう糸でこんなに簡単に作れるとは思ってなかったです。作り方を覚えたので、今後活用できそうです。
それでは最後の仕上げ、2枚の布をかがり合わせていきます。
簡単だろう、と思っていたのですが、青い糸のバックステッチの線を、同じ色の糸でかがっていくので、見えづらくてちょっと大変でした。1枚の布は全面青い糸で刺しゅうされているので、更に見えづらくなっていますし。
かがっていく時は、1枚の布の角の部分と、もう1枚の布の1辺の真ん中を合わせてスタートします。それでビスコーニュらしいユニークなかたちができあがっていきます。
あと少しのところで綿を詰め、更にかがっていき、最後のところでタッセルを差し込んで残り部分をかがれば完成です。かがり合わせにかかった時間は1時間10分でした。
テキストの手順の説明では、白い面を上にした時にタッセルの下がり口が上にくる手順になっていましたが、私は青い面を上にした時にタッセルの下がり口が上にくるようにしてみました。
白い面はこんな感じです。青い面のほうが華やかなんじゃないか、と思っていましたが、実際できてみたら、白い面のほうが爽やかな感じでかわいい・・。
横から見るとこんな感じです。
すごく時間がかかったビスコーニュの課題でしたが、きれいにできて良かったです。真ん中を凹ませることもできるので、そのほうがもっとかわいく見えたら凹ませてみようかな、とも思っています。
今回一番良かったのは、ラメ入りのエトワールという糸の存在を知ったことです。刺しゅうした面が繊細にきらめいて、本当にとてもキレイで、とても気に入りました。
いつも行く手芸屋さんにはなかったのですが、ユザワヤで発見!確か200円(プラス税?)と値札があったので、そんなにものすごく高い糸ではありませんでした。いつかこのエトワールを使って、何か作ってみたいな、と思っています。