デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第12号その4
「かわいい刺しゅう」第12号の雑貨小物課題、「通帳ケース」制作の完結編です。
昨日は、スモッキング刺しゅうをした本体の布に、ドット柄の長方形の布を取りつけるところまででしたが、次はそこにリボンを取りつけました。
テキストでは「ドット柄の布の上から9センチのところにアイロン接着テープをつけ、そこにリボンを仮止めする」とありましたが、私は布用ボンドの「裁ほう上手」を使っているので、ドット柄の布の縦の長さを測り、まんなかに印をつけてそこにリボンの中央を貼りつけました。
アイロン接着テープを使う場合ですが、お店では幅の違う2種類のテープが売られていました。どちらの幅を使うかで、「上から9センチ」の場所が変わってくると思うので、アイロン接着テープを使う場合でも、自分で測ってみて、布のまんなかを見つけるのが良いと思います。
次は、テキストでは「ポケット布」と表現されている幅の広いドット柄の布を、リボンを取りつけた幅の狭いドット柄の布に縫いつけます。
もうここら辺りからは、このあと何がどうなっていくのかわからない状態になりました(笑)。
テキストの指示どおりに、ポケット布を縫いつけて、
広げてみました。
幅の広いドット柄の布は、ポケット布というだけあって、通帳ケースのポケットになるのだなーと、思いながら見ていました。リボンはしっかりと縫いつけられたので、あとで抜けてしまう可能性はゼロです。
次は色の薄い裏布を、この広げたかたちに合わせます。
左右を縫い合わせ、片方には返し口を開けておきます。最後はここからひっくり返して完成なのだなーと思いながらも、自分が今どのような過程にいるのわかっていない状態です。
ここから次のステップに移る作業が、自分ではまったくわかりませんでした。ひたすらテキストを見て、間違えないよう慎重に進めました。要は、通帳ケースの大きさに布を織り込む作業です。
ちゃんとできて良かった。ホッ。
最終段階に移る前に、スモッキング刺しゅうをしてある本体の布を、縫いしろ線でカットします。
自分がチャコペンで描いた線上をカットするだけで、それも上の乗っている裏布と同じ大きさになれば大丈夫、とわかっていても、ここで間違えてカットしてしまったらすべてが終わり!と思え、すごく緊張しました。
カットできたら、上下を縫い合わせていきます。
なかを探って、開けておいた返し穴を見つけ、そこから内側を外側に返します。
ちゃんとできていて、すごくホッとしました!表側はこんな感じです。↓↓↓
角は、以前キットについてきた目打ちを使って整えるのですが、目打ちの先は鋭く尖っているので、気を抜くと布を突き抜けてしまいます。焦る!
幸い、突き抜けても目立つ穴にはなりませんでした。でもこわいので、目打ちを使うのは止めて、シャープペンの先や先が尖っていないハサミの先を使って角出し作業を行いました。
それでもなかなか角がキレイに出ないので、また裏に戻して、角の縫いしろ部分をちょっとカットしたりしました。
アイロンを丁寧にかけて完成です!
作業工程がつかめないまま進めたのにちゃんと完成して、とても嬉しかったです。
第12号を買ってきた時に、自分の目だけでテキストの作業工程を追ってみましたが、さっぱりわかりませんでした。でも実際に布を持って同じことをしてみると、自分が何をやっているのかわかっていないにしても、テキストの指示は理解することができました。
こういうつくりの布小物は、こういう流れで作るんだな、とよくわかりました。この作り方を考えだした人はすごいと思います!それくらい、私には複雑な工程でした。
通帳ケースに組み立てていくのにかかった時間は5時間半。テキストの制作時間の目安の倍以上です。
(ほぼ)キレイに完成したので嬉しいのですが、今回はアイロンがけや布のカットにも時間がかかっているので、ものすごく時間がかかってしまった課題でした。
今回のスモッキング刺しゅうの課題は、キット以外に用意するもの、制作スペース、時間など合わせると、私にとってはかなりハードでした。もうちょっと楽に楽しめる雑貨小物がいいなぁ〜と感じた今回でした。
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目医者さんに通うことになり、しばらくは記事の投稿ペースをゆるやかにしようと思います。仕事でもコンピューターをずっと使っているので、目を少し休ませてあげることにしました。