デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第5号その7
「かわいい刺しゅう」第5号後半の、雑貨小物課題である「こぎん刺し」にチャレンジしました。
今号では布に刺しゅうをするところまで進み、次号で小物に仕上げる感じです。
テキストによると、こぎん刺しは青森伝統の工芸とありますが、ネットで調べてみたら青森の津軽地方に伝わる工芸とのことでした。
いろいろなパターンがあり、ネット上にさまざまな作品の画像が出てきましたが、どれも和風おしゃれな小物ばかりで素敵です。
しかし、キットについてきた布の目がまた細かく、今までの雑貨小物課題(クロスステッチとドロンワーク)がキツかった私にとっては、ちょっと躊躇してしまう課題でした。
制作の最初は、キットに含まれていたプラスチックのつつみボタンを布の上に置いてチャコペンでなぞり、円を描きます。刺しゅうが終ったら、布でそのつつみボタンをくるんで、作品を完成させます。
円を描いたらテキストの図を見ながら刺しゅう開始です。まんなかからスタートし、下に向かって刺しゅうしていきます。
布の織り目の1本の太さは、針の太さよりちょっと太いくらい!
間違えないように慎重に進み、模様らしきものがなんとなく現れてきたころです。
気が付けば、1つのまとまりの模様が出来ていました。 キレイです!
左右に行ったり来たりしているとだんだん模様が現れる・・刺しゅうですが、なんだか機織りをしているような感じで面白いです。
細かい目の布を使っているので、浮かび上がってくる模様も繊細。始める前は「またこんな細かくて・・」とブツブツ心のなかで言っていましたが、こぎん刺しにだんだん魅了されてきました。
刺し進めていくと、パターンに慣れてきてちょっと進みが早くなってきました。両はじ以外はテキストを見なくても針を進めることが出来たり。でもそうやっていい気になっていると間違えて、何度も数目戻ることになりました(笑)。
下半分完成!
ひっくり返して、残り半分を刺しゅうします。
後半は更に慣れて、針の進みも早いです。模様がどんどん出来ていく過程に更に魅了され、こぎん刺し楽しい!の境地に。
あと少しで完成です。布目が細かいだけに刺しゅうで出来た模様がとてもキレイで、最後には「目が細かい布で良かった!」とまで思うようになりました(笑)。
完成です!
慣れていなかった前半にかかった時間は約2時間20分。慣れてきた後半は約1時間40分と、時間が大幅に短縮されました。
テキストを見ると、制作の目安時間は1時間。初めてチャレンジする人は1時間では出来ないんじゃないかと思います。クロスステッチの課題の時と同じく、やり方や図案が頭に入っている先生が制作に必要とした時間のような・・。
これで「かわいい刺しゅう」第5号の全ての課題が終りました!第6号のタペストリー課題も楽しみですが、こぎん刺しの小物を完成させるのも楽しみです!