デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第5号その2
「かわいい刺しゅう」のタペストリー課題は、新しいステッチが登場する時には別布を使ってまず練習から入ります。
今回は「サテンステッチ」と「フレンチノットステッチ」の2つのステッチを学びました。
いつもの練習用の布を用意。今回は左下のハートと、そのハートの右上の点々を使って練習します。
まずはサテンステッチから。
面を埋めていくステッチはアウトラインフィリングステッチをすでに習って何度も課題のなかで使っていますが、サテンステッチは糸をはじから出して反対側のはじに出すのを並べていくだけなので、表面に風合いの出るアウトラインフィリングステッチとは違い、平らでつるんとした感じに仕上がるステッチです。
ハートのはじっこからスタートするのではなく、真ん中からスタートします。
テキストどおり、左半分を埋めていきます。
ただ上から下まで糸を渡すのを横に並べていくだけなので簡単ですが、ちょっと気を抜くと斜めになってきたり、隙間ができたりしてしまいます。半分出来たら真ん中にまた戻ってきて残りの半分を仕上げます。
完成!
アウトラインフィリングステッチは埋まっていない隙間があったらあとでその部分だけステッチを入れて埋めることができましたが、サテンステッチはそれができません。なので、本番のタペストリーの課題の時には、隙間ができないよう気をつけたいと思います。
次はフレンチノットステッチです。実はこのステッチは以前フェルトの小物を作る時にやってみたことがあります。だから、やり方はもう知っている、と思ったのですが、なんとテキストを見ると私がやっていたやり方と違う!
ちょっと面倒なやり方でしたが、テキストどおりやってみたら、とてもキレイなノットを作ることができました。自分で以前やっていたのはノットのかたちが悪かったのですが、テキストに載っている方法だと、何個やってみてもかたちがほぼキレイに揃います。
2回巻きと1回巻きを繰り返してフレンチノットステッチが8個完成です。
2つのステッチの練習は30分ほどで終わりました。
次はいよいよお母さんアヒルの刺しゅうの完成に向かって進みます