デアゴスティーニ「かわいい刺しゅう」チャレンジ - 第10号その2
江ノ島から鎌倉までの日帰り旅の記録をアップしていた間、「かわいい刺しゅう」第10号の課題にこつこつ取り組んでいました。
今号のタペストリーの課題では、ドラゴンの刺しゅうの完成と、本の周囲とページ(の線)の大部分を終らせることになっています。
まず、ドラゴンの刺しゅうから始めました。
前号までではここまでできています。
残っているのは、ボディの模様と口から出ている炎だけです。
テキストどおりに、まずはドラゴンのボディからスタートしました。格子になっている模様は、前号で尻尾の刺しゅうをした時にすでに体験済みの、コーチ ド トレリスで刺しゅうしていきます。
ボディは尻尾よりも範囲が広くて、わたす糸も長くなりますが、尻尾のコーチ ド トレリスは思っていたよりもずっと簡単だったので、「うまくできるのか?」みたいな不安はなかったです。
緑色の色のあとに紫色の糸をわたし、接点を紫色の糸で押さえていけば、ドラゴンのボディは完成です。約35分かかりました。
最後は口から出ている炎です。
炎の外側は、赤色の糸1本と黄色の糸1本を合わせて2本どりにし、アウトラインステッチで刺しゅうします。
赤と黄色の2色使いだと、炎のメラメラ感が出ています(笑)。内側の点線部分は赤色の一色でアウトラインステッチをします。炎の刺しゅうにも約35分かかりました。
これでドラゴンの刺しゅうはおしまいです。
4回に渡って少しづつ進めてきたドラゴンの刺しゅうが完成しました。面を埋める刺しゅうではないので、なんとなくスカスカした感じがしますが、色をたくさん使っているのでそれもあまり気になりません。
第10号でのタペストリーの課題はあと半分残っています。布の中央にデザインされている「本」の部分の刺しゅうです。
本の周囲と、本のページなどの紙部分を表現する部分の一部を刺しゅうします。
始める前に練習用の布を使って、本の周囲を刺しゅうする時に必要なステッチを練習しました。「ブランケットステッチ」と「ボタンホールステッチ」です。
ブランケットステッチはフェルトの小物を縫い合わせる時に使ったことがあり慣れています。でも今回のように平面に刺しゅうしたことはなかったので、テキストの解説がありがたかったです。
ボタンホールステッチは、その名から想像できるとおり、ボタン穴をかがる時に使うステッチです。ボタンホールステッチはブランケットステッチの間隔を詰めたものだったとは、今回初めて知りました。
やってみたら、ボタンホールステッチはどうもキレイに目がそろいません。このあとの本の周囲の刺しゅうはうまくできるのだろうか?とちょっと不安になりました。
本の周囲はボタンホールステッチを青い糸で進めていきます。細かい!!
左側からスタートして切りの良いところでストップ。まじめに取り組んだのに、うまくできなくてがっかりです。
上下の図案ラインにきちんと針を入れないと凸凹した感じの出来上がりになってしまいます。また、ステッチの間隔も均等にするように気を遣わないとならないので、思っていた以上に神経を使います。
本の周囲の刺しゅうが完成しました。かかった時間は3時間15分です。こんなに長時間同じステッチを繰り返しても最後までどうもうまくなりませんでした。
刺しゅうの目がキレイでないのも気になりますが、集中しすぎたか、布がなんだかひきつれてしまったところがあり、そっちのほうがより気になります。
次は本の紙部分の刺しゅうです。使う糸は白かと思っていたのですが、うっすらグレーがかった糸でした。アウトラインステッチで刺しゅうしていきます。
アウトラインステッチは今までもうさんざんやって、すっかり慣れたステッチです。なのでキレイに刺しゅうできるのでストレスもなくすいすい進んだのですが、糸が1本どりで細かく、また、刺しゅうするところが多いので時間はかかりました。
糸の色が薄いのでよく見えませんが、第10号で仕上げる本の紙の部分の刺しゅうも終わりました。所要時間は約2時間30分です。
実は、本の紙部分の刺しゅうを始める前に、どうしても左側縦ラインのボタンホールステッチが気にいらず、やり直しをしました。(それでもあんまりキレイにはできていないのですが)
あと、やり直すほどではないけれど、ボタンホールステッチの間隔があいてしまって気になるところには、最後にストレートステッチで埋めてズルしています(笑)。
本の周囲をはっきりした青色で刺しゅうしたら、バラバラだった刺しゅうのパートが一気に1つの絵としてまとまって見えてきました。
ここまでできてきたらキレイに完成させたい!と欲がでてきました。それだけに、今回なんとなく布がつれてしまったのが気になります!