崎陽軒の「横濱月餅 チョコ&チョコ」はバレンタインにおすすめの和スイーツ
気がつけば、あと数週間でバレンタイン。デパートの特設会場ではチョコレートのイベントが始まり、街なかのあちこちでもチョコレート売り場が開設されています。
そんな風景を見て、「そういえば、最近これ食べてなかったな」と、買ってみたくなったのが、崎陽軒の「横濱月餅」です。
崎陽軒は、シウマイ弁当で有名な横浜を代表する企業。最近ではいろいろなところに売店があります。崎陽軒の売店ではシウマイやお弁当だけでなく、横濱月餅という、ミニサイズの月餅も売られています。
月餅といえば、なかに餡がたっぷり詰まった中華菓子ですが、横濱月餅はその中華の月餅とはちょっと違って、日本人好みの味にアレンジされた和菓子に近いお菓子なのだそうです。
横濱月餅は定番のもののほかに、季節限定のものも販売されています。この何年か、毎年12月あたりからバレンタインの頃まで売られているのが横濱月餅のチョコレート味です。
何年も前に発売が開始されたころ買ってみたことがあるのですが、あのころの横濱月餅のチョコレート味はフォンダンショコラタイプで、レンジで温めると餡の中央のチョコレートが溶けて、ものすごくおいしかったのを覚えています。
あれから何年も経ち、横濱月餅のチョコレート味は改良されながら毎年販売を続けているようです。オレンジと合わせている年もあったと思います。
今年のはどんな感じなのだろう?と思いながら、久しぶりに買ってみました。
「横濱月餅 チョコ&チョコ」160円(1個・税込み)
横濱月餅の大きさは小さく、直径4.5センチくらい。高さは約2.5センチです。
お菓子についている模様は、日本人からすると、中華菓子の月餅そのものです。
「横濱月餅 チョコ&チョコ」の餡はチョコレート餡。その中央はチョコレートクリーム、とのことだったので、これは以前食べたフォンダンショコラタイプかも!と思い、1個をレンジで温めてみることにしました。
600Wで40秒温めて、半分にカットしてみました。
カットしてもチョコレートクリームは流れ出てくることはなかったです。残念、今年のはフォンダンショコラタイプではありませんでした。
こちらは温めないで半分にカットしてみた「横濱月餅 チョコ&チョコ」です。↓↓↓
こういうタイプのお菓子を形容する時は、「チョコレートの味がするけどやっぱり和菓子」もしくは「和菓子っぽい感じだけどやっぱりチョコレート」みたいに、どちらかに寄った言い方になると思うのですが、「横濱月餅 チョコ&チョコ」は、そのどちらでもないお菓子でした。
食感は和菓子の餡ですが、味はこし餡も感じながらもしっかりチョコレート。和菓子でもなくチョコレートでもないような、じゃあこれはなんだ?、みたいな、独特の風味と食感のお菓子でした。
コクがある濃厚なチョコレート餡がおいしいです。でもしつこくはありません。月餅の皮部分はバター風味になっているそうで、それもおいしさに貢献していると思います。個人的には温めないほうがおいしく感じました。
中央にはチョコレートクリームが仕込んでありますが、ちょっとだけなので、先に知っていなかったら気づかずに食べ終えていたと思います。
コーヒーと一緒に食べたのですが、チョコレートの要素とコーヒーがマッチしたか、とっても相性が良かったです。でも、和菓子の要素はお茶と相性が良いと思えるので、日本茶も合うと思います。
ちょっと変わったチョコレートとして、バレンタインギフトにもおすすめの「横濱月餅 チョコ&チョコ」。2つ買って縦に重ねてクリア袋に入れて上をリボンで結べば、いい感じの義理チョコになると思います。2個で320円ですし。
ただ賞味期限がたぶん15日~20日くらいかと思うので、バレンタイン用に買う時は、2月14日に近くなってから買うのがおすすめです!